AlpVisionが初のオンライン生物学的ニュートラルネットワーク(BNN)サーバーを提供 人工知能研究社向けサブスクリプションサービス

AlpVisionが初のオンライン生物学的ニュートラルネットワーク(BNN)サーバーを提供

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人工知能研究社向けサブスクリプションサービス

ヴヴェイ(スイス)、2019年6月12日/PRニュースワイヤー/ -- 情報通信技術の草分け的企業であり信号処理の先進的応用における世界的リーダーであるAlpVision SAは、生物学的ニュートラルネットワーク(BNN)に基づいた新しいクラウドコンピューティングサービス、bioserver.netをリリースする計画をロンドンで開催されている人工知能(AI)サミットで発表しました。

神経細胞培養ウェットウェア、CMOS MEAハードウェア、信号処理ソフトウェア、およびインターネットのフロントエンドテクノロジーを統合することで、bioserver.netは、シリコンベースの人工ニュートラルネットワークとは対照的に、生活の低消費電力型コンピューティングユニットのリアルニュートラルネットワークに人工知能研究者が遠隔アクセスすることを可能にします。AlpVisionの共同設立者でありCEOのフレッドD・ジョルダン博士は次の様に述べています。「BNN培養は製薬業界の臨床薬理学で長年利用されており、そこでは薬剤を開発するために、専用の細胞培養プロトコールを用いてニュートラルネットワークを成長させ数か月、場合によっては数年間それを維持しています。最近では、高密度CMOS MEAインターフェイスの開発により、数千もの電極を通した空間にも様々なキロヘルツでのサンプル信号を通した時間的にも、高解像で生きたBNNに直接接続することで、ハイスループットな刺激および読み出し信号が可能になっています。これは、ウェットウェアコンポーネントを統合する生物学的処理システムを操作する前例のない機会となります。BNNはシリコンベースよりもはるかに低消費電力コストで固有のニューロン処理能力をもたらすことが出来ると想像しています。脳は高度で複雑な認識作業を行うために約20ワットしか消費していないことを忘れてはいけません」

ウェットラボ施設を構築し維持する必要なく、人工知能研究者がBNN培養に遠隔アクセスして観察できるようにするだけでなく、bioserver.netフロントエンドAPIは、遠隔デスクトップアプリケーションと同様に、リアルタイムでBNNをコントロールしているバックエンドのコンピューターにも各種の遠隔プログラミングオプションを提供します。AlpVisionの共同設立者であり社長のマーチン・カッター博士は次の様に述べています。「人工知能研究者は研究を行うにあたり、より高度な信号処理能力でBNNのコンピューター機能や学習機能を活用する必要があります。bioserver.netプログラミングツールにより、ハイスループットなMEA信号(最大毎分数ギガバイト)は、個々のマスターアプリケーションのニーズに合わせて局部的に事前計算、後処理、フィルター処理しておくことも可能です。さらに、BNN層にわたるエンド・ツー・エンドのシステム構築で深層学習アルゴリズムを操作することも可能です」

月額課金サービスとなるbioserver.netは2019年度中に開始予定で、当初は5万から10万のネットワークにアクセスできます。

写真 - https://mma.prnewswire.com/media/901183/AlpVision_SA.jpg
ロゴ - https://mma.prnewswire.com/media/901182/AlpVision_Logo.jpg

問い合わせ先:
Bioserver.net
AlpVision SA
Fred Jordan博士
fred.jordan@alpvision.com
+41 21 948 64 64

(日本語リリース:クライアント提供)