自然眺め歩こう 9月29日「諫早・雲仙ウルトラウォーキング」 7寺院巡るコースも

第4回諫早・雲仙ウルトラウォーキングのポスター

 諫早湾干拓堤防道路などの雄大な自然を眺めながら歩く「第4回諫早・雲仙ウルトラウォーキング」(長崎陸協、実行委主催)が9月29日、長崎県諫早市のトランスコスモススタジアム長崎を発着点に行われる。42.195キロのウルトラウォーキングと諫早市内の七つの寺院を巡る11キロのアルコーデの2コースを設定した。

 健康づくりや地域活性化を目指し、2016年から毎年実施。昨年は過去最多の約1600人が参加した。市民団体が計画する公認フルマラソン大会への機運を高める狙いもある。

 ウルトラウォーキング部門は、同市高来町と雲仙市吾妻町を結ぶ約7キロの堤防道路を歩くのが魅力。今回は堤防道路そばと中央展望所の3カ所にグルメステーションを設け、両市自慢のグルメを楽しんでもらう。

 アルコーデ部門は、箏曲「六段の調」発祥の地といわれる慶巌寺や、かつて諫早領主だった諫早家の菩提(ぼだい)寺、天祐寺など趣のある風情が見どころ。オリジナルの御朱印帳(御朱印代は各300円)が参加者に贈られる。実行委の下濱誠一郎さん(62)は「フルマラソン大会の実現に向けて、諫早と雲仙の魅力を楽しんでほしい」と話す。

 インターネットでの参加申し込みは8月5日まで(郵便振替は7月31日)。運営ボランティアも同日まで募集する。大会事務局(電0957.22.7277)。

第4回諫早・雲仙ウルトラウォーキングコース図

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