西田敏行が「サイン」出演!「あんなに優しい顔の大森南朋は初めて」

テレビ朝日系で、7月11日よりスタートする木曜ドラマ「サイン―法医学者 柚木貴志の事件―」(木曜午後9:00)に、西田敏行が特別出演する。さらにレギュラーキャストに木下ほうか、利重剛、森川葵の出演が決まったほか、佐津川愛美、小久保寿人、吉田ウーロン太、淵上泰史、猪野学ら個性派キャストの出演も決定した。

本作は、韓国の大ヒットドラマ「サイン」(2011年)を大森南朋主演、松雪泰子、仲村トオルら強力キャストでリメークしたもので、遺体から“真実”をあぶり出す法医学者たちと、不都合な“事実”を隠ぺいしようとする巨大権力の熾烈(しれつ)な攻防戦を描いていく骨太な法医学サスペンス。

西田が演じるのは、ドラマの舞台となる架空の国家機関「日本法医学研究院」の院長・兵藤邦昭。映画「アウトレイジ 最終章」(2017年)などで、過去に幾度となく共演した大森が演じる主人公・柚木貴志の“恩人”かつ“育ての親”であり、“日本法医学界の良心”ともいうべき“崇高な志”と“優しい心”を持つ人物を演じる。

今回の役どころについて、西田は「兵藤は法医学者として真摯(しんし)に、死者のご遺体の声なき声に耳を傾ける男。私もその志を心に秘めて、最後までまい進したいと思います」と意欲をにじませると同時に、信頼する大森との共演についても「あんなに優しい顔の大森南朋を見たのは初めてです。以前共演した時は、劇中で私のことをマシンガンで撃とうとしましたからね(笑)。そういった意味でも、穏やかな気持ちで撮影に臨めて幸せでしたし、大変気持ちよく撮影初日を迎えることができました」と感無量の様子で語った。

一方、大森も「以前共演させていただいた作品では敵対した役柄で、あまり目が合うお芝居がなかったのですが、今回は師弟関係ということで、がっつり憧れの西田敏行さんに受け止めていただいております。最高にうれしい日々です。また、撮影合間には他愛のない話を西田さんとさせていただいている…それが幸せです」と敬愛する大先輩との共演を喜んでいる。

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