6月15日付

 先日、4月に着任後初めて、マイカーで宮崎市街地へ出掛けた。3月までは日常的に通っていた道なのになぜか恐さを感じ、緊張しながらの運転となった。なぜそう感じたのかわからなかったが、新富に戻り、ようやく答えが出た。それは町内の多くの道が運転しやすく、環境に慣れてしまっていたということ。道幅は広め、高い建物もあまりなく、比較的見通しもよい。直線も多く、気づいたら想像以上に速度が出ていることもあった。県警によると昨年の免許人口1万人当たりの第1当事者数は、同町が111.50人で県内ワースト2位。町民からも「町内でも事故が多い」と耳にする。走りやすさに慣れている油断が、事故につながる原因の一つなのでは。改めて運転には気をつけたい。

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