6月15日付

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 梅干しと一緒に漬けたシソのような酸っぱさ。宮崎大でハスカップについて取材した際、北米から輸入した実を初めて食べた感想だ。ブルーベリーのような見た目で酸味が強く、北海道苫小牧市では特産品として栽培されている。最低気温マイナス10度以下の寒い環境に分布するハスカップを、農学部応用生物科学科4年の外山由季さん(22)が大学構内で約1年間丹精して育て、紫色の実を付けた。温暖な地域での生育例はなかったという。生活習慣病の予防に役立つとされるポリフェノールを多く含み、外山さんは「紫外線量が多い宮崎では北海道産より含有量が多くなるかも」と期待する。栽培法の確立には時間を要するというが、「宮崎の活性化に貢献したい」と語る笑顔が成功を予感させた。