『渋川清彦 映画祭り!』のトークゲストとして井浦新の登壇が決定!

映画、ドラマ、舞台と幅広く活躍し、今や邦画界に欠かせない存在となった俳優・渋川清彦。

その最新主演映画『柴公園』の劇場公開[6月14日(金)より全国公開]と、渋川が1998年の『ポルノスター』(豊田利晃監督)で映画デビューしてから昨年20周年を迎えたことを記念して、来たる6月22日(土)にシネマート新宿にて『渋川清彦 映画祭り!』が開催される。

これまでの出演作から選りすぐりの作品を一挙オールナイト上映する、一夜限りの渋川祭りとなる。

その『渋川清彦 映画祭り!』のトークゲストとして、井浦新の登壇が決定した。

渋川とは同い年であり、二人とも90年代に各ファッション誌やコレクションのモデルとして活躍。その後、98年、99年とほぼ同時期に俳優としての活動をスタートさせた。

そしてそれぞれ恩師と呼ばれる監督との出会いもあり、俳優としての活動が幅広く認められてきたなど境遇も似ている二人。

近年では、昨年公開の『菊とギロチン』(瀬々敬久監督)で共演を果たし、舞台挨拶やトークを行なっているが、二人だけのトークというのは今回が初めてとなる。

同年代の井浦新が渋川清彦の俳優20周年に駆けつけ、どんな話が飛び出すのか、見逃せないトークセッションに注目だ。

なお、出演作100本を越す中から特に渋川の多様性を感じることができる作品として選出されたのは、以下の3作品。

まず、スクリーン・デビュー作の監督でもあった豊田利晃監督による2003年の作品、『ナイン・ソウルズ』

刑務所から脱走した男たちがさまざまな思いを抱えながら繰り広げる逃避行を描いた人間ドラマで、実力派揃いの出演者が多数出演。渋川はこの当時、芸名変更前のKEEとしてクレジットされている。今回は、公開当時の貴重な35mmフィルムにて上映される。

もう一本は、石井岳龍監督による2018年公開作品、『パンク侍、斬られて候』

もはや石井組の常連として多くの監督作に出演しており、その中でも今回はお祭りに相応しく、実力俳優多数出演の活劇としてオールナイトで盛り上がること間違いなし。

3本目は、本年公開、阪本順治監督の『半世界』。稲垣吾郎、長谷川博己という異なる世界で活躍してきた同世代の俳優たちとの競演も注目された作品だ。

20年に及ぶ渋川清彦の軌跡を語る上でも欠かせないこの3作品をまとめてスクリーンで観ることができる、貴重な一夜となるだろう。

チケットはシネマート新宿のオンライン予約と劇場窓口にて販売中。

【渋川清彦(しぶかわ・きよひこ)】

1974年7月2日生まれ、群馬県渋川市出身。

KEE名義でモデル活動後、1998年『ポルノスター』(豊田利晃監督)で映画デビュー。以降、豊田監督作品は『UNCHAIN-アンチェイン-』以外すべての作品に出演している。

2013年に『そして泥船はゆく』(渡辺紘文監督)で映画単独初主演。

2016年には『お盆の弟』(大崎章監督)、『アレノ』(越川道夫監督)で第37回ヨコハマ映画祭にて主演男優賞を受賞した。

その後も映画を中心にドラマ・舞台にも活動を広げ、作品ごとに自身が持つ唯一無二の存在感を示す。

昨年は、『榎田貿易堂』(飯塚健監督)、『パンク侍、斬られて候』(石井岳龍監督)、『菊とギロチン』(瀬々敬久監督)、『泣き虫しょったんの奇跡』(豊田利晃監督)など14本の作品に出演。

本年は、2月に『半世界』(阪本順治監督)が公開された。6月には主演映画『柴公園』(綾部真弥監督)の公開を直前に控え、『ばるぼら』(手塚眞監督)、『酔って化け物になる父がつらい』(片桐健滋監督)が公開待機中。

© 有限会社ルーフトップ