高橋大輔選手ら「復興の力に」 倉敷で豪雨災害慈善トークショー

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被災した郷土への思いを語る高橋大輔選手(左)と田中刑事選手=倉敷市芸文館

 倉敷市出身でフィギュアスケート冬季五輪代表の高橋大輔(33)、田中刑事(24)の両選手による「西日本豪雨災害復興チャリティートークショー」(山陽新聞社主催)が14日、倉敷市中央の市芸文館で開かれ、約800人を前に、甚大な被害を受けた郷土への思いなどを語った。

 西日本豪雨から来月6日で1年を迎える。2010年のバンクーバー五輪銅メダリストで、昨季4年ぶりに現役復帰した高橋選手は「ニュースで知って驚き、すぐに駆け付けたかった。でも、復帰の時期でかなわず、心苦しかった」と神妙な面持ちで振り返り、「当事者の方々は本当に大変。何か力になりたいという思いは常に持っている」と述べた。

 18年平昌五輪に出場した田中選手は「被災地を自分の目で見た時、復興に時間がかかることを感じた。自分にできるのは、スケートを通した支援。今回がその一歩になった」と話した。

 チャリティーオークションも行われ、両選手が出品したスケート靴をはじめ、タオル、ジャージーなどサイン入りのグッズを来場者が次々と落札した。会場で寄せられた浄財、入場料の収益と合わせ、山陽新聞社会事業団を通じて被災地に贈られる。