河森正治氏40周年記念作品「劇場版 誰ガ為のアルケミスト」の初日舞台挨拶イベントレポートが到着

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6月14日よりTOHOシネマズ 新宿ほかにて公開中の「劇場版 誰ガ為のアルケミスト」より、初日舞台挨拶のオフィシャルレポートが到着した。

初日舞台挨拶には、主人公・カスミを演じる水瀬いのりさん、エドガー役の逢坂良太さん、リズベット役の降幡愛さん、河森正治総監督、高橋正典監督、今泉潤プロデューサーが登壇。(以下、水瀬さん、逢坂さん、降幡さん、河森総監督、高橋監督、今泉P)

ついに初日を迎え、水瀬さんは「この作品はいろんな人の努力の結晶だと思います。今日初日を迎えて、皆さんに観ていただけるのがとても嬉しいです。」、逢坂さんは「今日、ついに皆さんに観ていただけると思うと、わくわくしますし、同時にドキドキもします!」、今日が本作のイベント初参加になる降幡さんは「タガタメ関係者やキャスト含め、全スタッフにとって、この日を迎えられて本当に嬉しいです。ぜひ何回も観てほしいです!」と一言ずつ喜びを交えて挨拶。

そして、河森総監督は「40周年を迎えましたが、この作品が初の原作モノです。完成するまですごくヒヤヒヤしましたが、こうしてついに公開できることがすごく嬉しいです。スタッフ一同、いい作品に恵まれて、新たな代表作が完成したと思います。」と自信をみせ、今泉Pは「昨日メールを振り返っていたら、ちょうど今日6/14の2年前に河森さんを訪ねていて…6/14という日に運命を感じました。当時、2年後が見えなかったので、無事こうして完成して嬉しいです。」と感無量の面持ちでコメントした。

初日の場で、初めて主人公のカスミ、エドガー、リズベットの3名が一同に会し、改めてアフレコ時の心境について、水瀬さんは「カスミはオリジナルキャラクターで“普通の女の子代表”なんです。観客に一番近いキャラクターなので、ナチュラルに演じるよう心掛けました。後半の試練にどう立ち向かうのか、作品を通して成長がみられるキャラなので、メリハリを意識して演じました。」と振り返り、逢坂さんも「もともとエドガーは女好きでキザなセリフがあるキャラクターなんですが、劇中ではある事件をきっかけにいつもと違うエドガーなんです。“ナチュラル”と“大袈裟”の間を取るのが一番難しくて、時間がかかった部分でもあります。でも、アフレコはあっという間で、楽しく収録できたのでいい作品が完成したと思います!」と苦労を明かしつつも、自信をみせた。

降幡さんは「河森さんからは数年後がテーマということでリズはちょっと成長した、しっかり者でとアドバイスいただきました。自分の中でどうひも解くか緊張もしていたのですが、何より動くのがとても楽しみでした。アフレコ現場では今井麻美さん(セツナ役)から飴をいただいて、お守りのように大事に持っていました。(笑)現場では、本当に他キャストの皆から助けてもらいました!」と、アフレコ現場の様子が垣間見えるエピソードも。

河森総監督は「エドガーとリズはある事件の後、傷を負いながらも秘めたものがあるようにお願いしました。ニュアンスの違いを見事に演じてくださって、ぜひその変化をみてほしいです。」と絶賛。劇場版オリジナルキャラクターを演じた水瀬さんについて、「本当に声を聴いた瞬間、“イケる!”って思いました。」と話すと、今泉Pは「声優さんは声で空間を作るのがすごい!同じ人間とは思えないほど、どうやったら声だけで空間が作れるんだと…うまくて本当に驚きました。」と当時の心境を振り返りました。

また、今泉Pは「40周年という歴史をもつ河森さんに初めてお話しに行った時、第一声に“原作モノを完成したことない”と言われたんですが、その瞬間半端ないなって思いました(笑)」と当時の心境を明かすと、会場からは笑いがこぼれた。「河森さんが納得いくまで、何度もMTGを重ねました。ゲームユーザーだけでなく、一つのメッセージを、河森さんにとって魂の作品にしてほしいとお願いしました」と本作へかけた思いを語りました。

お気に入りのシーンについて、降幡さんは「カスミとリズが2人で喋っているシーンがあるんですが、そこが異世界なのに女の子って感じでほんわかするんです!」と明かすと、水瀬さんも続けて「私もリズとのシーンが好きです。魔法を教えていただく場面があるんですが、かわいいんです!」と女子2人で大盛り上がり。

一方、逢坂さんは「エドガーとカスミの打ち解けるシーンが好きです。エドガーの表情が柔らかくなるシーンなんです!」と話すと、「私もそのシーン好きですよ!」と水瀬さんがフォローする可愛らしい場面がみられ和やかな雰囲気に。「あとは、子どもたちと料理をするシーンがあって、異文化を共感し合う感じがしてとても好きなシーンです。歌も歌っているんですが、歌詞もすごく素敵なんです!」と水瀬さんがほっこりするお気に入りのシーンを語りました。

最後に、今泉Pは「初号の時、河森さんが涙を流す瞬間があって…その時、“魂の作品”が完成したんだと感じました。タガタメを映像にしてくださって本当に感謝しています。ぜひ、映画のレビューは★5でいきましょう!」、河森総監督は「心の錬金術に興味があって。魂のふれあいのドラマを作りたいと思って本作を作らせていただきました。何度もMTGを密接に行って、力を合わせて…錬金術のように全力で魂を込めて作った作品です。2時間の中に情報量がたっぷり詰まっているので、何回でも観てほしいです!」水瀬いのりさんは「観客の皆さんに届けたい作品が完成しました。アクションはカッコイイですし、感情の繊細な揺れが描かれています。観終わった後には、勇気や希望が芽生える素敵な作品に仕上がっています。2時間の中で大冒険できるので、ぜひこの大画面で楽しんでください!」と締めくくった。観客の「タガタメ、大ヒット!」の声にあわせて、鏡開きを行うと大きな歓声とともに温かい拍手に包まれてイベントは幕を閉じました。

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