「らくらくマウス」存続の危機

障害者向け定番PC機器、継承を

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手が不自由な人がパソコンを操作しやすいよう開発された「らくらくマウス」

 手が不自由な人でもパソコンを操作できるように工夫した「らくらくマウス」が、製作、販売を手掛けるNPO法人「こことステップ」(東京)のメンバー高齢化で存続の危機を迎えている。障害者向けの定番機器だが、「このままでは生産を中止せざるを得ない」として、企業や団体など事業の継承先を探している。

 通常のマウスの場合、手が不自由な人にとっては、カーソルを水平移動させる「ドラッグ」や、ボタンを素早く2回押す「ダブルクリック」が難しい。

 「らくらくマウス」は1度押すだけでドラッグやダブルクリックが可能だ。また別のボタンかレバーでカーソルを上下左右に動かせるようにした。