東京からJターン、杵築で夢実現 古民家カフェオープン【大分県】

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杵築市大田小野地区で古民家カフェ「まめのもんや」をオープンした菅しのぶさん

 杵築市大田小野地区の古民家カフェ「まめのもんや」がドライブ客らの人気を集めている。東京からJターンした大分市出身の菅しのぶさん(42)がほぼ1人で切り盛り。健康に配慮した野菜中心のランチや、窓から見えるのどかな田園風景を売りにしている。

 大分市三佐出身。東京で会社員をしていたが、東日本大震災後のボランティア活動をきっかけに大分へ戻ることを決めた。以前から飲食店の経営が夢。帰郷を機にかなえようと、東京のカフェや別府市のレストランで経験を積んだ。

 県内で物件を探し、「庭が広く、大分や別府の街中とも違う自由な感じ」にひかれて2017年5月に移住。一部をカフェに改装し、昨年12月にオープンした。

 ランチは豆で作ったコロッケやおにぎり、みそ汁などで千円。デザートは手作りの米粉サブレ、豆腐のチーズケーキなどを提供する。

 店の周辺は人口も車の通行量も少ないが、SNS(会員制交流サイト)などで発信を続けると、カフェ巡りや国東半島をドライブする人が立ち寄るようになってきたという。

 「四季の移ろいを感じられるのがここの魅力。訪れた市外の人と杵築の人が交流できる所になれば」と菅さん。今後、カフェの隣に知り合いのアーティストらの作品を展示するギャラリーを開く予定。

 営業は木~日曜の正午~午後7時。問い合わせは菅さん(TEL090.7396.9339)。