「桐生」支持が大勢 桐生高と桐生女高 統合校の名称案

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 群馬県の桐生・みどり地区の公立高校再編で、県教委は14日、地元関係者との意見交換会を桐生市内で開き、2021年4月に同市に開校する新高校の校名について話し合った。桐生、桐生女子の統合校と、桐生南、桐生西の統合校について、それぞれ3案を提示。このうち桐生と桐生女子の統合校名は「桐生」を支持する声が大勢を占めた。意見を踏まえ、県教委が本年度上期中に決める。

 桐生、桐生女子の統合校名は(1)桐生(2)桐生桜紫(おうし)(3)桐生美原―の3案。発言した全員が「シンプルで一番良い」「受け継がれてきた名前がふさわしい」などと「桐生」を推した。

 桐生南、桐生西の統合校名は(1)桐生翔陵(しょうりょう)(2)桐生清桜(せいおう)(3)桐生未来―の3案。発言者からは「清桜」と「未来」を推す声が拮抗(きっこう)した。

 「清桜」は桐西に近接する渡良瀬の清流と、桐南を象徴するサクラを重ねた。「未来」は時代の変化を乗り越え、未来を切り開く人材を育成する意味が込められている。

 意見交換会はPTAや同窓会、地元商工団体の関係者や、桐生、みどり両市長ら約50人が出席。校名案は再編される4校の職員と生徒から募り、各校の職員らでつくる開設準備会と県教委が絞り込んだ。

 意見交換会の冒頭、笠原寛県教育長は「伝統と実績を継承し、子どもたちが『この学校で学びたい』と思える高校をつくるため、さまざまな検討を進めてきた。子どもたちの未来を開く、新たな高校をこの地域に開校したい」とあいさつした。