ジオラマ | 昭和の香りを感じる現存する銭湯「明神湯」

©ゴールデン横丁合同会社

大田区の古きよき銭湯「明神湯」

さて、まずは、その大きさに驚いてもらうとしようか。

横に並ぶ町田さんと比較すれば、その大きさがよくわかるだろう。そして、町田さんの家と同じようにこちらのジオラマも内部まで作り込んであるのであるw

モデルになった銭湯は、大田区は雪谷にある「明神湯」さん。創業は1957年というから今年で61年目ということになる。このジオラマでも再現しているように宮造りの外観はもちろん、ほとんどすべてが創業当時のまま残っており、貴重な銭湯となっている。
そんな古き良き銭湯だからか、町田さんによるとドラマなんかのロケでもちょくちょく使われているらしいので、もしかしたら間接的に知っている人もいるかもしれないね!
では、さっそく、そんな歴史ある銭湯の内部を覗いていってみようではないか!

女湯ものぞけちゃうよ?wちょー精密な明神湯の内部に潜入!

どう?堂々と女湯を覗く気分は?という冗談はさておき、こんな感じで男湯女湯の浴室はもちろん、脱衣所やボイラー室に至るまで、このジオラマは内部をしっかり再現している。この写真を見ても、タイル絵まできっちり描かれている。もちろんタイル絵は実際に描いたこともある町田さんの手書きである。女湯には子どもも入るから、子どもが楽しめるようにおとぎ話の絵が描かれているんだとか。すごいこだわりだ。
では、それぞれの箇所を写真で紹介していこう。

こちらは女湯の脱衣所。女子高生がちょうど服を着替えているところである。
それはともかく、こうした板張りの脱衣所ももうずいぶん見なくなって久しいよね。懐かしい…

こっちは男湯の脱衣所。女湯と構造は変わらない。よく見ると奥に番台も見て取れる。番台とか男なら一度は座りたいと思ったよね、正直

で、こちらが男湯の浴室。子どもを叱っている人は三助さんだとか。三助とはまた懐かしい。というか聞いたことはあるけど、個人的にはお目にかかったことはないなぁ…体験したことがある人がいたらぜひ教えてほしいものである。

メインのタイル絵はご覧のとおり…はあ、ホントいい銭湯だな、明神湯さん…

女湯の外には薪場も。ここで作業している人がうらやましいと思ったスケベなあなた!残念ながらこちらはより作品をわかりやすくするための工夫。実際はちゃんと壁があるのであしからず

そしてこの用意された薪を焼べるのがこのボイラー室。そうそう…こうやって薪を焼べるからこそのあの長い煙突なんだよね!もう今はこんな風にお湯を沸かしているところも少ないだろうなぁ…ちなみに明神湯さんは今でも薪で沸かしているそうです。
うーん、なおのこと明神湯に行きたくなってきた!

また、このジオラマは内部だけでなく外側にも凝っている。例えば、こんな感じで縁側があったり…

こんな感じでチラシや看板、自転車なんかも当時の時代背景を意識していたり…

とにかく微に入り細に入り、徹底して昭和レトロを感じさせる作りになっているのである。
ちなみに自転車の手前にいるのは永井荷風なのだとか。これは山本高樹さんの作品の特徴で、彼の作品にはちょこちょこと永井荷風が散歩している情景が組み込まれているんだそうな。
そのへんのこだわりをぜひ、町田さんの紹介で直接伺ってみたいものである

ミノ:町田さんのご自宅もビックリしたけど、これはまたとんでもない!まずデカイ!

ポン:もうホント、すごすぎてはぁ…ってなっちゃうわね

ミノ:ホント、それな!

町田:ちなみにね、このジオラマには永井荷風の他に僕もいるんだよ?

IT:ホントだ!いた!!しかもめっちゃ似てる

町田:あとね、ここ見て?

一同:???

ミノ:ちゃっかり宣伝!しかも納豆ラベルのことならって

ポン:それはちょうど先々週くらいに紹介しましたよっと

今回は今なお現存する、昭和レトロな銭湯、明神湯のジオラマをご紹介したが、いかがだっただろうか?実際に山本さんと町田さんで銭湯に行き、測量なんかをしながら作り上げたものらしいので、その精巧さは折り紙つきだ!これはホントに眺めるたびに発見があるので、いつまでも飽きずに見ていることができる作品だ。ちなみに、この型を利用して神田川近辺の情景もジオラマにしているそうだ。今後それも紹介しようと思うので、楽しみにしていてほしい。