<岩手・宮城内陸地震11年>一関・災害遺構の旧祭畤大橋を児童が清掃 教訓新た

©株式会社河北新報社

地震で橋桁が崩落した現地を見学する児童たち

 岩手・宮城内陸地震の発生から11年となった14日、一関市厳美小の5年生30人が、崩落した橋桁が災害遺構として保存されている国道342号の旧祭畤(まつるべ)大橋周辺を清掃した。

 子どもたちの多くは地震があった2008年生まれ。展望台でボランティアガイドから橋が落ちた際の状況について説明を受けた後、見学通路などのごみを拾った。

 生まれて2日後に病院で被災したという佐々木俊馬君(11)は「『病院に会いに行くのも大変な地震だったんだぞ』とお父さんに何度も聞かされた。大勢の人に地震を思い出してもらうため、大橋をきれいにした」と話した。