【保存版】結婚式のご祝儀袋、正しい「選び方」と「使い方」

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結婚式のご祝儀袋のマナー。
名前や金額の書き方など気をつけるべき点は色々ありますが、実はあまり知られていないご祝儀袋の「選び方」と「使い方」。間違えて恥ずかしい思いをしないよう、正しいマナーを知っておきましょう!

結婚式にふさわしい「水引」を選ぶ

ご祝儀袋には「水引(みずひき)」と呼ばれる、金色や赤色で彩られたリボンのようなものがついています。

この水引、引っ張ると「ほどける」ものと「ほどけない」ものの2種類があります。

結婚式にはどちらを選ぶべきだと思いますか?

正解は、引っ張っても「ほどけない」もの!

上の画像では、左から2番目の水引が「ほどける」水引。
これは「何度も結びなおせる」ということを意味します。結婚に置き換えると「何度も結婚する」という意味になり、結婚式の場にはふさわしくありません。

「ほどける」水引は、何度あっても嬉しい「出産祝い」「長寿祝い」「入学祝い」「卒業祝い」などの際に選んでください。

表書き「寿」と「御祝」どちらが正解?

ご祝儀袋を選ぶときに、もう一つ大切なのが「表書き」の文字です。

「表書き」には「寿」と「御祝」の大きく2種類がありますが、結婚式にふさわしいのは、どちらでしょうか?

正解は「寿」の表書き。

もともと「寿」は、「田畑を杖をついて歩いている老人」が元になってできた漢字で「永く続く」という意味があります。

そのため、結婚や還暦など永く続いてほしいお祝い事には「寿」を選ぶのがふさわしく、「御祝」の表書きがあるご祝儀袋は長く続くことではない「出産祝い」や「成人祝い」のときに使います。

自分の名前は大きく?小さく?

ご祝儀袋の表にある「寿」や「御祝」と印字された部分を「表書き」といいます。この表書きよりも、自分の名前は横幅を狭くして文字を小さく書くのがマナーです。

これは、結婚する新郎新婦へのお祝いの気持ちを大切にし、謙虚な気持ちを示すため。文字の大きさで謙虚さを表現する日本人の美意識の表れですね。

お札の向きはどちらが正しい?

ご祝儀袋の内側にお札を入れる中袋。
ここにお札を入れる時にもマナーが2つあります。

まず1つ目は、お札の表(肖像画がある面)と中袋の「表」(封のない面)の向きを合わせること。

2つめは、肖像画の顔を上にして中袋に入れることです。
お祝い事で気持ちや顔が「上向き」になるので、お札の肖像画の顔も「上向き」に入れるという意味が込められています。

同じ理由で、ご祝儀袋の後ろ側は下側を上に、つまり「折り目が上向き」になるようにしましょう。

金額の書き方は旧字体で!

お金を入れたら、金額を書きましょう。
この時、「中袋の表側に旧字体で書く事」がふさわしい作法となります。

旧字体を使うのは、悪意のある改ざんを防ぐため。
例えば、「三」という字は簡単に「五」に書き換えることができます。書いてある金額と中身が違っていたら、悪い印象を持ってしまいますよね。

ちなみに「也」という字は書いても書かなくてもOK。
昔は“円”よりも低い単位で“銭”や“厘”が存在していたため、「也」は「〇〇円“まで”ですよ」という意味で書かれていたそうです。

「ふくさ」に入れる向きは?

ご祝儀袋はそのまま持ち歩くのではなく、小さな風呂敷のような「ふくさ」に包んで持参するのがマナー。最近では、ふくさを開くとご祝儀袋を差し込めるポケットが左右についたものもたくさん売られています。

ここで注意したいのは、ふくさのポケットの使い方。この左右どちらを使うのかに意味があり、ふさわしい向きがあります。

結婚式などの祝い事では、左側にご祝儀袋を入れます。ご祝儀袋を取り出す際に、ご祝儀袋が入っていない側が右側に開く向きに入れるのが正しい使い方です。

これは、着物の着付けに由来しています。着物は、向かって右側の羽織が前になるように着るため、ふくさも同じように右側が上にくるように使います。

お祝いごとの際、ついつい忘れがちなご祝儀袋のマナー。
しっかり覚えて、マナー違反だと思われないよう気を付けたいですね!

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