「光風会展岡山展」16日限り ファン圧倒する洋画など109点

©株式会社山陽新聞社

人物や風景を描いた大作に見入る入場者

 日展系美術団体・光風会の「第105回光風会展岡山展」(山陽新聞社など主催)は16日限り。会場の岡山県天神山文化プラザ(岡山市北区天神町)は14日も美術ファンらが足を運び、穏健で気品ある洋画などを楽しんだ。

 岡山への巡回は5年ぶりで、東京本展からの巡回作に岡山支部メンバーの意欲作を加えた洋画と工芸計109点が並ぶ。深いシラカバの森をしっとりと描いた寺坂公雄理事長(日本芸術院会員)の「冬立つ山麓」や、文部科学大臣賞に輝いた大竹正治さん(埼玉県)の青い画面の静物画「景」など、幹部作品や受賞作は注目の的。

 岡山支部勢も、福島隆壽代表が色彩豊かな裸婦群像、石田宗之さんが幻想的な少女像―と意欲作を寄せており、入場者は構図や色彩、筆のタッチまでじっくりと鑑賞していた。

 総社市の女性(70)は「洋画の大作に圧倒された。ノスタルジックだったり、抽象的だったりと作家の個性が伝わってきます」と話していた。