フランスで行われているFIFA女子ワールドカップ。なでしこジャパンはスコットランドとの第2戦に2-1で勝利した。
英国メディアはこの対戦をどう伝えたのか調べてみた。
『BBC』
「日本は3大会連続で決勝に進出できるか?
日本は優勝候補のなのかについて、スコットランド女子代表の元主将ジェンマ・フェイはこう語った。
『前半のパフォーマンスに基づけば、彼女たちは今大会中に成長している。
彼女たちは若いチームで、このレベルでの経験が豊富ではない。
でも、U-20W杯で優勝したし、U-17W杯決勝を戦った選手たちもいる。
ワールドクラスのアスリートを輩出するシステムから生み出された世代ね』」
スティーヴン・トンプソン(元スコットランド男子代表FW)
「日本の選手たちはボールを持つと、2つか3つのパスのオプションがある。
我々(スコットランド)はパスを探しており、すぐには見つけ出せない。
動きが足りないせいだ。バックパスをしてしまうことが多い」
エイミー・マクベス『BBCスコットランド』
「これは私達が警戒していた日本チーム。ボール扱いにおいて非常に才能ある選手たちがいて、見るのが楽しい」
『Guardian』
「8年前のW杯優勝国、そして2015年大会の準優勝国である日本。
手詰まりだったアルゼンチンとのイライラする開幕戦を乗り越え、落ち着いたパフォーマンスを披露し、全ての人間に一流であることを思い出させた」
特に2点を奪った前半のプレーが高く評価されていたようだ。実際、前半のスコットランド守備陣は守備に奔走していた模様。
なお、『BBCスコットランド』が「日本は無慈悲」とした一方、『Guardian』では「今大会の日本に問題があるとすれば、無慈悲さを欠くところ」と伝え、評価が分かれるところも。
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