<レスリング>【2019年全日本選抜選手権・第2日/特集】健闘選手の声

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(2019年6月14日、東京・駒沢体育館/取材=布施鋼治、渋谷淳)


 ■男子フリースタイル74kg級・藤波勇飛(ジャパンビバレッジ=準決勝で奥井眞生に敗れる)「悔しいというか、情けないというか…。ずっと腰とかヒザをけがをしていて、自己責任なんですけど、まったく練習量が足りず、減量も失敗して、不安でいっぱいの大会でした。(欠場という選択?)やっぱり会社の名前をつけて出る初めての大会だし、しっかり結果を残せたらと思った。そんな甘いものではなかった。負けて逆に吹っ切れた。プレーオフまで3週間。しっかり調整します」


 ■男子フリースタイル125kg級・金澤勝利(自衛隊=決勝で同門の山本泰輝に逆転負け)「ふだん通り前に出て2点を取り、あとは守って勝とうと思っていた。相手が後半にタックルにくるのは分かっていた。それを切れなかったのは自分の問題。悔しいです。でもまだチャンスはあると思う。天皇杯(全日本選手権)でリベンジしたい」


 ■男子グレコローマン77㎏級・小路直頌(自衛隊=決勝で昨年の世界選手権代表の屋比久翔平に敗北。プレ-オフへ)「課題であったグラウンドのディフェンスが甘かったです。以上です」


 ■男子グレコローマン97㎏級 志喜屋正明(自衛隊=決勝で宿敵の奈良勇太に敗退) 「社会人になってから奈良選手と全日本クラスの大会で闘うのは4回目。全部負けている。自分の中では闘い方の修正をしてきたつもりだった。ひとつ守れたことは練習の成果が出ていたと思うので、よかったと思う。でも、第2ピリオド、自分が攻める番になった時に何なんですかね?  組めば絶対返せる自信があったけど、焦ったんですかね、うまくクラッチを組むことができなかった。自信がないからそういう結果になったんだと思う。自信を持ってできるように練習に取り組みたい。あともう少しだと思います」


 ■女子76㎏級・鏡優翔(JOCエリートアカデミー/東京・帝京高校=予選リーグ初戦で皆川博恵を撃破するも、決勝では皆川に黒星)「(涙声で)決勝は完全に相手のペースに持っていかれた。自分の組み手よりも先に仕掛けてくることが多かった。昨日やっていたことが、今日は通じなかった。練習では負けているシチュエーションからの攻撃を意識してやっていたので、焦ることもなかった。気持ちの面では大丈夫だったけど、第2ピリオドで攻めるのが遅かったのが敗因だと思います。

 天皇杯(全日本選手権)72㎏級で優勝して、経験を積んで76㎏級に上げて明治杯で優勝してプレーオフでも勝って東京オリンピックの切符を手にするというストーリーを描いていた。自分ができることはやってきたつもり。まだ足りないんだなと感じました」