映画「柴公園」初日舞台挨拶 渋川清彦が「続編というのをやってみたい」

14日、シネマート新宿で映画「柴公園」の初日舞台挨拶が行われ、上映前に主演の渋川清彦と大西信満、ドロンズ石本、桜井ユキ、水野勝(BOYS AND MEN)、綾部真弥監督が登壇し撮影エピソードなどを振り返った。

映画「柴公園」は、おっさんたちが、街の公園でダラダラとしゃべるだけの会話劇。渋川、大西、ドロンズ石本扮するおっさん3人の共通点は、古い街に突如建ったタワマンに越してきた新参者で柴犬を飼っていること。公園で朝夕犬の散歩で顔を合わせるが、お互いの名前も知らず愛犬の名前に“パパ”とつけ呼び合い、素性を深く詮索しない適度な距離感で繋がっている。

登壇した6人はそれぞれ「こんばんワン」と挨拶、撮影を振り返りドロンズ石本は「毎日、ワンちゃんたちと楽しく撮影出来た。ドラマと、映画も観てももちろん、映画だけでも十分楽しめる作品です、あたるパパとポチママの動物がいるからこそできた(お互いの関係が)半歩出れた素晴らしい作品です」と述べた。大西は「健康的な生活をしてましたね(笑)、朝早く起きて、酒も飲まず、今の不摂生な暮らしから考えると、戻れるものなら戻りたい」と笑わせ撮影時を振り返った。

ドラマでは19秒しか出演していなかった水野、映画では謎のイケメン役として重要な役を演じている「皆さん上映前なので、『言うことはございません』。結構大事な物語のキーとなる役を演じさせていただいてまして、僕が演じるキャラクターにある疑惑が浮上したりと、面白い映画になっていますので、その辺を観ていただけたら」とアピール。

最後は出演した柴犬達も登壇し和やかなムードに包まれ、主演の渋川から「続編というのをやってみたいな」と告げられ会場は歓声と拍手に包まれた、「いろんな犬もみれるし、自分もまたきぃ君(あたる)とも接することができるんで、是非やりたいですね、応援宜しくお願いします」と結果次第では続編があることを匂わせた。

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