【速報】張本・早田組、世界3位中国ペア下し決勝進出<ライオン卓球ジャパンOP荻村杯>

写真:早田ひな(左・日本生命)、張本智和(木下グループ)/撮影:ラリーズ編集部

<ライオン卓球ジャパンオープン荻村杯(札幌) 2019年6月12日~6月16日>

ジャパンオープン4日目は、混合ダブルスの準決勝が行われた。張本智和(同4位・木下グループ)/早田ひな(同35位・日本生命)組が中国の樊振東(同1位)/丁寧(同3位)組と対戦した。

第1ゲーム、幸運なエッジもあり、ラリーを制した張本・早田が先取する。第2ゲームでは、張本が積極的にチキータを見せ、YGサーブも出すなどサーブレシーブから中国ペアにプレッシャーをかけていく。日本ペア10-6リードから10-9に追い上げられたところで日本側がタイムアウトタイムアウト明けの大事な1点を早田がサービスエースで奪い取り、ゲームカウント2-0でリードする。

第3ゲーム、序盤にラリー中にフォアハンドでのカウンタースマッシュ“ハリパンチ”も飛び出す。日本ペア4-2リードで中国側はたまらずタイムアウト。そこからも緊迫した展開が続く。4-3でのラリー中の高速カウンター合戦や11-11でのスーパーラリーには、会場も大盛り上がり。日本ペアは、デュースまでもつれたこのゲームを13-15と逆転で落としてしまう。

勝負の第4ゲーム、フルゲームにしたくない日本ペアが、得点を積み重ねる。世界選手権3位の実績を誇る中国ペアも意地を見せ9-9まで迫るが、9-9でのラリーをラッキーなネットインで拾った日本ペアに軍配。張本・早田組がゲームカウント3-1で混合ダブルス準決勝を制した。

勝利した張本・早田組は、本日行われる決勝で中国の許キン(同3位)/朱雨玲(同4位)組と対戦する。地元日本で優勝を飾れるか注目だ。

混合ダブルス準決勝結果

写真:樊振東(左)、丁寧(ともに中国)/撮影:ラリーズ編集部

張本智和早田ひな3–1 樊振東/丁寧(中国)
11-7/11-9/13-15/11-9

文:ラリーズ編集部

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