2019FIFAフランス女子ワールドカップが現地時間10日に行われ、なでしこジャパンがスコットランドと対戦した。
グループ初戦でアルゼンチンとスコアレスドローに終わり、攻撃面で課題を残したなでしこジャパン。スコットランド戦では横山久美や長谷川唯に代わり、前節存在感を出した岩渕真奈や遠藤純がスタメンに名を連ねた。引き分け以下でグループステージ突破が困難となるなでしこジャパンは、得意のハイプレスと高い技術でスコットランドのゴールに襲いかかる。
【ワールドカップ女子】なでしこジャパン初戦はスコアレス！優位に進めるも最後までゴール奪えず
なでしこジャパンのペースで進んだ23分、DFを引きつけた遠藤がラストパスを送ると、岩淵がペナルティアーク内で思い切りよく右足を振り抜く。強烈なシュートはゴール真ん中に突き刺さり、なでしこジャパンが待望の先制点を奪取する。勢いに乗ったなでしこジャパンは、ロングボールに反応した菅沢優衣香がペナルティエリア内で倒されてPKを獲得すると、キッカーを菅沢自らが担当。右足でゴール右隅に冷静に流し込み、なでしこジャパンが2点のリードを得て試合を折り返す。
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後半に入り、2点を追いかけるスコットランドが反撃開始。スピード感の攻撃で徐々にチャンスが増えていくと、88分にラナ・クレランドが豪快な右足のシュートを放ち、なでしこジャパンが1点を返されてしまう。それでも、最後までリードを守り切ったなでしこジャパンが2-1で大会初勝利。勝ち点を4まで積み上げた。
