樊振東、世界ランク1位の貫禄 苦手の馬龍に勝利し準決勝へ<ライオン卓球ジャパンOP荻村杯>

写真:樊振東(中国)/撮影:ラリーズ編集部

<ライオン卓球ジャパンオープン荻村杯(札幌) 2019年6月12日~6月16日>

ジャパンオープン4日目、男子シングルス準々決勝と男子ダブルス準決勝が行われた。

男子シングルスでは、決勝トーナメント1回戦で張本智和(6月世界ランキング4位・木下グループ)を破った孫聞(同599位・中国)が安定したバックハンドを見せ、世界ランク7位の梁靖崑(中国)に勝利。勢い止まらず準決勝進出を決めた。明日の準決勝で孫聞は、2回戦で林高遠(同2位・中国)を破った17歳・林イン儒(同20位・チャイニーズタイペイ)と対戦する。

卓球ファン大注目の樊振東(同1位・中国)と馬龍(同5位・中国)の試合は、樊振東がゲームカウント4-1で勝利。樊振東は馬龍に対しここまで通算2勝と苦手にしていたが、今大会では世界ランク1位の貫禄を見せつけた。勝利した樊振東は明日、許キン(同3位・中国)と決勝進出をかけて争う。

男子シングルス準々決勝結果

写真:許キン(中国)/撮影:ラリーズ編集部

〇孫聞(中国) 4–2 梁靖崑(中国)
11-6/13-11/2-11/11-8/9-11/11-7

〇林イン儒(チャイニーズタイペイ) 4-0 カルデラノ(ブラジル)
13-11/11-9/11-7/12-10

〇樊振東(中国) 4–1 馬龍(中国)
14-12/11-6/8-11/11-7/11-5

〇許キン(中国) 4-0 張禹珍(韓国)
11-5/11-5/11-9/11-6

男子ダブルス準決勝結果

〇デューダ/キュウ・ダン(ドイツ) 3-1 陳建安荘智淵(チャイニーズタイペイ)
11-7/9-11/11-7/11-1

〇樊振東/許キン(中国) 3–0 梁靖崑/林高遠(中国)
11-5/11-8/11-5

文:ラリーズ編集部

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