レイズが試合後半の猛攻で逆転勝利 大谷は1安打1打点

【エンゼルス4-9レイズ】@トロピカーナ・フィールド

レイズは、4点ビハインドで迎えた6回裏に5点を奪って逆転に成功し、続く7回裏にも4点を追加して9対4で逆転勝利。ヤンキースがホワイトソックスに敗れたため、ア・リーグ東部地区の首位に浮上した。昨季のサイ・ヤング賞受賞者であるブレイク・スネルが4回途中4失点(自責点3)で降板する誤算こそあったものの、5人のリリーバーは合計5回2/3を3安打無失点に抑える快投を披露。3番手のエミリオ・パガーンが1回1/3をパーフェクトに抑え、今季2勝目(1敗)をマークした。エンゼルスは、先発のアンドリュー・ヒーニーが6回途中2安打1失点と好投するも、リリーフ陣が大誤算。3番手のタイ・バットリーが今季3敗目(4勝)を喫した。

4点ビハインドの6回裏、レイズは先頭のオースティン・メドウズが二塁打を放ってチャンスを作り、ヒーニーに代わって2番手として登板したルイス・ガルシアからヤンディ・ディアスがタイムリー。さらに、二死一・二塁からケビン・キアマイアーのタイムリーで2点差とした。ここでエンゼルスは3番手のバットリーを投入するも、二死満塁となってアビサイル・ガルシアの2点タイムリーとトミー・ファムのタイムリーでレイズが逆転に成功。7回裏には4番手のコディ・アレンを攻略し、崔志萬(チェ・ジマン)の8号2ラン、トラビス・ダーノウのタイムリー二塁打、トミー・ファムのタイムリーでリードを5点に広げた。前日サイクルヒット達成の大谷翔平は、この試合も「3番・指名打者」で先発出場。左安打(その後盗塁)、押し出し四球、遊ゴロ、空振り三振、二ゴロで4打数1安打1打点、1四球、1盗塁だった(打率.280)。

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