屋内型遊び場整備 日立市、10月オープン イトーヨーカドー4階に

©株式会社茨城新聞社

日立市が整備する屋内型子どもの遊び場の「あそび・まなびエリア」のイメージ

JR日立駅前の再活性化事業として、日立市は同市幸町1丁目のイトーヨーカドー日立店4階に、屋内型の子どもの遊び場を整備する。同駅前の中核施設である同店の集客力を高める必要に加え、子育て中の保護者から子どもが安心して遊べる場所が欲しいとの要望が強かったことから、市が整備に踏み切る。8月に着工し、10月1日にオープンする。

遊び場は同店4階の約2400平方メートルを活用。通路やトイレなどを除く利用可能面積のうち約4分の3を占める。大小さまざまな遊具を設置し、子どもの成長を促す有料の「あそび・まなびエリア」と、子育て世代の交流や相談ができる無料の「子育てサポートエリア」で構成。市によると、こうした施設では北関東最大規模。運営は指定管理者が当たる。

あそび・まなびエリアは90分入れ替え制を採用。遊べるのは小学6年生以下で1回100円。子どもだけの入場はできず、中学生以上の付き添い(1回200円)が必要。

約1億5000万円の整備費は、国の地方創生拠点整備交付金を約2分の1充当する。運営管理費とフロア賃貸料は年間約9000万円で、初年度は半年分になる。

市によると、同種の施設がある栃木県足利市と小山市では、年間約20万人の利用がある。幼児や小学生が天候に関わりなく安全に遊べる施設が市内に少ないことから、市は年間16万人の利用を見込む。

市は遊び場と隣接する場所への書店誘致にも取り組んでいる。幅広く書店と出店交渉中で、遊び場との同時オープンを目指す。関連して、100円ショップとゲームコーナーなどがある同店5階に飲食店の誘致も進めている。

同日立店は2月、建物を所有する金融機関と6年間の賃貸契約を更新した。市とイトーヨーカドーや金融機関との協議の中で、集客力を高める方策として市に4階フロアの活用要請があった。(川崎勉)

■愛称を募集

市は遊び場の愛称を募集している。市内に居住か市内の事業所・学校へ通勤・通学している小学生以上が対象だ。

市ホームページから応募用紙をダウンロードして記載するか、市役所や各支所、各図書館、イトーヨーカドー日立店などで配布する応募用紙に必要事項を記入し、市商工振興課にファクスか郵送などで応募する。

締め切りは7月1日正午。問い合わせは同課(電)0294(22)3111内線775。