緻密で美しい風景描写、そして揺れ動く男女の繊細な心情を完成度の高い物語にのせて鮮やかに描き出し、日本のみならず世界的な注目を集めているアニメーション監督・新海誠氏のヒット映画「君の名は。」が、6月30日（午後9：00）にテレビ朝日系で放送される。
田舎暮らしの女子高校生・三葉（声・上白石萌音）と、東京に住む男子高校生・瀧（声・神木隆之介）。出会うはずのない2人は、夢の中で互いの体が“入れ替わる”という不思議な体験を繰り返すうち、いつしか恋に落ちていく。
7月19日に、新海監督の3年ぶりとなる新作「天気の子」が公開されるのを記念して放送が決定した本作。それだけではなく、「秒速5センチメートル」（2007年）、「星を追う子ども」（11年）、「言の葉の庭」（13年）という3本の新海監督作品も、新作の劇場公開に先駆けて連日オンエアする。
「秒速5センチメートル」は、誰もが通り過ぎゆく日常をすくい取った、切なくも美しいラブストーリーで、「桜花抄」「コスモナウト」「秒速5センチメートル」の3本からなる連作アニメーション。放送はテレビ朝日のみで6月21日深夜2時50分から。
「星を追う子ども」は、色鮮やかな世界で心を通わせた少年と少女が、もう一度出会って“さよなら”を言うための旅を綴る鮮烈なジュブナイル・アニメーション。放送はテレビ朝日のみで6月22日深夜2時30分から。
「言の葉の庭」は、6月の空のように物憂げに揺れ動く高校生を主人公に、愛に至る以前の孤独を独特の感性で紡ぎ出す、万葉集の一篇から始まる“孤悲”の物語。放送はテレビ朝日のみで7月11日深夜2時44分から。
