今シーズン3度目のドラマ!レッズがまたもアディショナルタイム弾!

今シーズンの浦和レッズはアディショナルタイムでの決勝点や同点弾が多い。第15節サガン鳥栖戦の興梠のゴールで4度目となった。やはり、大観衆の埼玉スタジアムでは負けられないのだろう。

大雨の埼玉スタジアムで行われたJ1第15節、浦和レッズ-サガン鳥栖の一戦は劇的な結末となった。代表ウィークによる中断を挟んで両チームともコンディションが良いのか、この試合は攻守にわたって見ごたえのある展開だったといえる。この好ゲームは、互いに譲らず1-1で迎えた後半アディショナルタイムで決着することになった。決めたのは浦和レッズの興梠慎三だが、このゴールがJ1通算140ゴール目となり横浜FCカズを、クラブ通算91ゴール目となりミスターレッズ福田正博を越えるメモリアル弾。ホームでの連敗ストップに花を添えた。

途中出場のマルティノスが得意のドリブルで左サイドを突破しクロスを上げる。雨の影響で大きく弾んだボールは相手ディフェンダーの頭を越えて興梠のもとへ。冷静にゴールに流し込み逆転に成功した。今シーズンの浦和レッズだが、後半アディショナルタイムでゴールが生まれたのは4試合目。そのうち3試合は同点または逆転ゴールだ。大槻監督の就任後は2試合連続のAT弾で負けていない。浦和レッズはこのまま勢いに乗り、順位を上げられるだろうか。

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