比の教会で古楽器演奏へ 河浦町「コレジヨの仲間」 7月訪問「崎津集落もアピール」

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フィリピンで古楽器を演奏する「コレジヨの仲間」メンバーら=天草市

 熊本県天草市河浦町の古楽器演奏グループ「コレジヨの仲間」が7月23日、フィリピンの世界文化遺産「聖アグスティン教会」で演奏会を開く。昨年6月に同市の崎津集落を訪れ、古楽器の生演奏に感動したフィリピン「北ルソン日本人会」の小国秀宣代表が日比友好月間イベントに招待した。

 コレジヨの仲間は、天草コレジヨ館(同市河浦町)に復元展示されているピアノの原型「ヴァージナル」や、弦楽器の「リュート」などの古楽器を演奏する8人。同館や崎津教会などで定期的に演奏している。

 聖アグスティン教会はフィリピンの首都マニラ中心部にあり、スペイン統治時代の16世紀末から17世紀初頭にかけて建造された同国最古の石造建築。1993年に「フィリピンのバロック様式教会群」の名称で世界文化遺産に登録された。

 メンバーらは7月19日に出発。式典出席のほか、21日にバキオのセントルイス大、23日に聖アグスティン教会で、天正遣欧使節が豊臣秀吉に披露したとされる「千々[ちじ]の悲しみ」などを演奏する。

 代表の松村文美代さん(58)は「崎津集落もしっかりアピールし、世界遺産同士の交流を深めたい」と意気込んでいる。(谷川剛)

(2019年6月16日付 熊本日日新聞朝刊掲載)