私たち育てたマガキ、茶碗蒸しで味わって 京都の女子高生ら考案

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「高校生レストラン」で初めて販売されたマガキの茶わん蒸し(京都府宮津市上司・同高)

 海洋高(京都府宮津市上司)食品経済コースの3年生が、同高海洋科学科で育成したマガキを使った茶碗蒸しを考案した。同高で15日に開かれた生徒によるレストランで初めて販売したところ、「味が濃くておいしい」などと好評で、限定21食が約30分で完売した。

 茶碗蒸しは、同校の女子生徒(17)ら3人が、殻が割れるなどして出荷できないマガキと、授業でかまぼこを作る際に余る卵の黄身を有効に活用できるメニューとして考えた。マガキは火が通りやすいように一口サイズに切って入れたところ、だしが出てしっかりと味が付いた。

 食器のふたを取るとマガキの香りが漂い、独特の濃厚な味覚も特徴で、市民らがじっくりと味や食感を楽しんでいた。夫婦で訪れた男性(51)=舞鶴市倉谷=は「味がしっかりしていて香りもあり、おいしい」と笑顔だった。

 考案した女子生徒は「たくさん注文してもらえてうれしい。茶碗蒸しを通して、海洋高のことをもっと知ってもらえたら」と話していた。