西武ドラ1松本航が4戦ぶり2勝目 辻監督「腕を振った力強さを感じた」

西武・辻監督【写真:荒川祐史】

3カードぶり勝ち越し「今日はぜひ勝ちたかった。気持ちよく次に行ける」

■西武 10-6 ヤクルト(交流戦・16日・メットライフ)

 西武が16日のヤクルト戦(メットライフ)で10-6の快勝をおさめ、3カードぶりのカード勝ち越しを決めた。先発の松本航は6回途中2失点で5月19日に挙げたプロ初勝利以来の2勝目をマークした。

 1-1で迎えた4回、森の適時二塁打とメヒアの4号2ランで勝ち越しに成功した。続く5回には相手の守備の乱れの間に無安打でさらに3点を追加すると、6回には秋山の12号3ランが飛び出し試合を決めた。投げては先発・松本航が6回途中2失点と試合を作り2勝目を挙げた。

 辻監督は「2回の大ピンチ(無死満塁)を0点で切り抜けたのが大きかった」と勝負のポイントを振り返り、4試合ぶりの白星を挙げた先発の松本航には「腕を振った力強さを感じた。とにかく全力で気持ちを込めて投げろと言っていたし、今日はそこを感じられた」と評価していた。

 また、3カードぶりの勝ち越しに「今日はぜひ勝ちたかった。2カードは初戦を取って負け越していたし、今日勝って気持ちよく次に行ける」と指揮官もご機嫌だった。(安藤かなみ / Kanami Ando)

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