100万円以下の罰金も!「チケット不正転売禁止法」知っておくべきこととは?

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秋元才加とJOYがパーソナリティを務め、生活に身近な情報や政府の取り組みをわかりやすく伝えるTOKYO FMの番組「秋元才加とJOYのWeekly Japan!!」。6月15日(土)の放送では、文化庁 文化経済・国際課長の清水幹治さんに、「チケットの不正転売禁止!正しい買い方と売り方」をテーマに話を伺いました。

秋元才加、JOY

国内で行われる、映画・音楽・舞台・スポーツイベントなどのチケットの不正転売などを禁止する「チケット不正転売禁止法」が、6月14日(金)から施行されました。不正転売とは、興行主の同意を得ずに元の販売価格より高く、しかも繰り返し転売する行為です。

チケットを高値で転売する「ダフ屋行為」は、都道府県の迷惑防止条例などで取り締まりの対象となっていましたが、インターネット上での不正な転売を取り締まることができませんでした。

施行された「チケット不正転売禁止法」は、インターネット上での売買も規制対象となります。来年の東京五輪・パラリンピックや、一般のスポーツ大会、イベントなど、チケットの高額転売や、買い占めを防ぐ狙いがあります。違反した場合は、1年以下の懲役、もしくは100万円以下の罰金、またはその両方が科せられます。

転売が禁止されるチケットは、不特定多数の人に販売されるもののうち、次の3つの要件を満たしたものです。

1.興行主の同意のない有償での譲渡が禁止されていること、それがチケットに表示されていること

2.興行の日時、場所、座席又は入場資格者が指定されていること

3.座席が指定されている場合は購入者、立見の場合は入場資格者の氏名、電話番号やメールアドレスなどの連絡先を確認する手続きがなされていること、それがチケットに表示されていること

近年、“転売ヤー”と呼ばれる業者や個人が、人気のチケットを転売目的で大量に購入し、オークションサイトなどを利用して高額で販売する行為が横行。「こうした高額転売は、興行主や出演者などの利益にならないですし、購入する人にとっては大きな負担になる。何より得をするのが、チケットを転売した人だけというのはおかしい」と苦言を呈します。

法律で不正転売としているのは、元の販売価格より高く、繰り返し転売する行為なので、急用や急病など、やむを得ない理由が生じた場合に、定価で転売するのであれば問題ないそうです。とはいえ、不正転売でなくても「興行主がチケットの転売を禁止していたため、転売されたチケットは無効とされ入場できなかった」「お金を振り込んだのに期日までにチケットが届かなかった」など、個人間でのチケットの転売はトラブルに巻き込まれる可能性も否めません。

やむを得ずチケットを転売する場合、正規のリセールサイトを利用するのが望ましいと清水さんは言います。リセールサイトを利用するメリットについては、「トラブルに巻き込まれることもなく、チケット不正転売禁止法に違反することがないことに加え、チケットを譲渡したことが興行主に明らかになるため、公演が中止や延期になり、興行主が払い戻しなどをしている場合に、しっかりと対応してもらえる」とのこと。

最後に、「やむを得ずチケットを転売する場合は、正規のリセールサイトを活用してください。また、チケットを買う方も、正規のルート、正規のリセールサイトで購入するように。一人ひとりがルールを守ればチケットの買い占めも減り、高額で取り引きされることを防ぐことができます。そして是非、お好きなコンサートやイベントを楽しんでいただければ」と呼びかけていました。

秋元が「インターネットが普及するなか、時代に沿ったこういう法律ができるのはすごくいいこと」と話すと、JOYも「これを機に不正転売が減れば、本当に行きたい人が楽しめるようになる」と期待を寄せていました。


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<番組概要>
番組名:秋元才加とJOYのWeekly Japan!!
放送日時:毎週土曜11:00~11:25
パーソナリティ:秋元才加、JOY
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/japan/