強風で交通に乱れ イベント中止も 16日の新潟県内

©株式会社新潟日報社

強風の中、萬代橋を歩く人たち=16日午後3時すぎ、新潟市中央区

 新潟県内は16日、前線を伴い発達した低気圧の影響で、午前7時半すぎに新潟市西蒲区(巻)で最大瞬間風速24.1メートルを観測するなど、各地で強い風が吹いた。交通機関のダイヤの乱れや、イベント中止も相次いだ。新潟地方気象台は、17日も大気の不安定な状態が続くとして、強風や高波、土砂災害などに注意を呼び掛けている。

 気象台によると16日の最大瞬間風速は、糸魚川市(能生)で23.0メートル、長岡市(寺泊)で22.7メートルを観測するなど、県内29地点中9地点で6月の観測史上最大を記録した。

 JR東日本新潟支社によると、強風のため、米坂線坂町-小国(山形県)で普通列車4本が運休するなどした。JR西日本金沢支社によると、大糸線は普通列車8本が運休。えちごトキめき鉄道でも、日本海ひすいライン糸魚川-泊(富山県)間で2本運休した。

 佐渡汽船は、新潟-両津間のジェットフォイル全便とカーフェリー6便、直江津-小木間の高速カーフェリー全便が欠航した。

 県内各地のイベントにも影響があった。14日から3日間の予定だった「まき夏まつり」(新潟市西蒲区)と「えんま市」(柏崎市)は、それぞれ3日目を中止した。柏崎市商業観光課によると、えんま市の中止は記録が残る1977年以降では初めて。「風が強まり、露店の屋根が飛ばされる可能性があった」(担当者)という。

 気象台によると、17日午後6時までの24時間に予想される降水量は上中下越で100ミリ、佐渡は50ミリの見込み。