キミ・ライコネンは、次戦F1フランスGPで新しいパーツを投入することで、アルファロメオが再度ポイント争いができるようになることを期待している。
ライコネンは、チームに入った当初は手堅く10位内の入賞を果たし、初めの4レースではポイントを獲得していた。
しかし、アゼルバイジャンGP以降アルファロメオの成績は振るわず、ライコネンとチームメイトのアントニオ・ジョビナッツィは、下から3分の1のグループに留まっている。
2007年のF1世界チャンピオンであるライコネンは、アップグレードによりチームがモントリオールまで続いた現在のスランプから抜け出すことを期待している。
「厳しい週末となっていた。僕たちはまったくと言っていいほど十分なスピードを出せず、完璧とは程遠いレースだった」とライコネンはコメントした。
「一度12位か13位になってしまえば、僕はもうその順位でフィニッシュしようがそれより後ろになろうがどうでもいい。なぜならそれらの順位で得るものは何もないからだ」
「何周かは多少順調に感じたが、その他の周回ではかなりのグリップ不足を感じ、安定性がなかった」
「願わくば、次のレースではいくつか新しいものが導入されて前進できればと思う。スピードに関しては、決してトップ10に届くようなものではなかった」
開発プログラムを推し進めていくことに加えて、アルファロメオが細部にまで、より注意を払う必要あることをライコネンは強調した。
「僕たちははいくつかのことを整理しなければならないと思う。様々な部分でより優れた仕事をし、プッシュし続ける必要がある。そして新しいパーツを投入し、マシンをもう一度速いものにしなければならない」とライコネンは付け加えた。
「僕たちは全員で、より速く走るために取り組んではいるが、前回のレースが楽な状況ではなかったことは確かだ」