香港デモ隊、幹線道を一時占拠

政府トップに辞任圧力も

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「逃亡犯条例」改正案の撤回や林鄭月娥行政長官の辞任を求め、香港中心部の政府庁舎前でデモに参加する人ら=17日(共同)

 【香港共同】香港で中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案の撤回や林鄭月娥行政長官の辞任を求める16日のデモの参加者が1997年の香港返還以降で最多の「200万人近く」(主催者発表)になった。若者ら約400人が徹夜で立法会(議会)近くの幹線道路を占拠し17日朝、警官隊らとにらみ合いになった。同日昼、市民生活への影響を考慮したとして占拠を解除した。

 15日の改正案延期の発表で事態の沈静化を図れると踏んでいた政府にとって、デモは衝撃の規模で、今後林鄭氏の辞任圧力が強まる可能性もある。民主派は改正案を完全に撤回するまで抗議を続けるとしている。