場所ごとに対策を! 効果的なフローリング掃除方法と汚れ別の落とし方

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一見、きれいなように見えても実は汚れているフローリング。放っておくと黒ずんだり、菌が繁殖したりする原因にもなります。素足で過ごすことが多い家庭、小さなお子さんやペットがいる家庭などでは、特に汚れ具合が気になるケースも多いのではないでしょうか。ここでは汚れの種類に合わせた掃除方法をはじめ、手軽にできる毎日のメンテナンスについて紹介します。

フローリングの汚れの原因は?

素足で過ごすのは気持ちが良いものですが、汚れが気になることも

一口に床の汚れと言っても、その原因はさまざまです。窓を開けたときに吹き込んでくる花粉やホコリ、靴下に付着した砂や泥…。家の中を素足で過ごすことが多かったり、小さなお子さんやペットがいる家庭であったりすれば、手足の皮脂も付きやすくなります。食べこぼしや調理の際の油はねなども要注意。キッチン周辺や食事スペースも汚れやすくなっています。
また、ワックス剤の劣化なども一因になるほか、水周りの付近はカビが発生することも。つまり、場所によっても汚れのもとは異なります。それぞれの汚れに合った掃除方法を実践することで、フローリングの床を清潔に保つことができます。

【その1】皮脂汚れの掃除法

裸足で過ごすことの多い夏は、特に皮脂汚れが気になりますよね。足の裏には汗腺が密集しており、そこから出た汗がホコリなどと混ざり合うことで汚れが付着してしまいます。そのままにしておくと雑菌が繁殖しやすくなるだけでなく、足を媒介にして家中に汚れを拡散してしまうことにもなりかねません。

そこで有効なのはこまめな水ぶき。習慣的にフローリングワイパーを使うのもおすすめです。それでもできてしまった黒ずみには、水かお湯2リットルに小さじ1~2杯程度の台所用中性洗剤を入れた液体を用意。その中に浸した雑巾を固くしぼり、黒ずみ部分をこすり落とします。仕上げに再度水拭きすれば完了! ちなみに無垢材のフローリングの場合は、中性洗剤は使わず、水拭きかフローリングワイパーを使用するようにしましょう。

【その2】油汚れの掃除法

キッチンの床で注意したいのが油汚れ。コンロ付近の床をチェックしてみてください。黒ずんでいる箇所はありませんか? 料理の際に使う油は油煙となって空気中に舞い、やがて壁やフローリングに付着します。皮脂汚れとはまた違ったベタつきが特徴です。時間が経つほどにホコリを吸着し、ガンコな黒ずみへと変化します。特に揚げ物をした後などは、思いの外遠くまで油が飛んでいるので見逃さないようにしてください。

そんな油汚れに強いのも台所用中性洗剤。皮脂汚れと同じように、薄めた中性洗剤液を染み込ませ、固く絞った雑巾で拭き取ります。ちなみにキッチン周りの掃除で活躍する重曹は、床をコーティングしているワックスをはがしてしまう恐れがあるため、注意してください。

【その3】カビの掃除法

結露しやすい窓、浴室や洗面所など湿気の多い場所近くのフローリング。うっかりしていると、カビが発生してしまうこともあります。フローリングに直接布団を敷いている場合や、観葉植物の鉢の下なども要注意。生えて間もないカビなら水拭きできれいになりますが、カビの根が深い場合や、フローリングが変色するほど進行したもの、広範囲にわたって発生したものは掃除では落ちないことも…。早め早めの対応がカギです。

カビによる黒ずみには薬局などで販売されている無水エタノールが効きます。雑巾などでカビの表面を拭き取ったら、無水エタノールを80%に希釈したものをスプレー。その後、雑巾で拭き取ります。もしも、無水エタノールで床が色落ちしてしまうようなら逆性石鹸を試してみてください。使い方は無水エタノールと同じ。お風呂やキッチン用のカビ取り洗剤は、フローリングを傷める可能性があるので使わないほうが無難でしょう。

【その4】ワックスの劣化

ほとんどのフローリングの床は、ワックスでコーティングされています。しかし、年数を経たり、人がよく行き来する廊下などは、そのワックスが劣化して剥がれたり黒ずんできたりする場合があります。このとき、上からワックスを重ね塗りしてしまうのはNG。汚れ自体を上からコーティングすることにもなりかねません。
劣化を確認してそれほど時間が経っていなければ、住居用洗剤で汚れを拭き取ったあと、ワックスがけすることで元のツヤが復活します。最近ではフローリングワイパーのシートにワックス効果を持たせたものもあるので、手軽に補修ができますよ。ただし、劣化が進んでいる場合は、現在塗ってあるワックスを剥がして、再度塗りなおす必要があります。市販されている用具を使って自分で行うこともできますが、不安な場合は専門業者に依頼するのがおすすめです。

フローリングをきれいに保つ毎日の掃除方法

フローリングワイパーは使うタイミングがポイント

ピカピカのフローリングを維持したいなら、やはり毎日の掃除習慣が大切。タイミングとしては、朝イチか1日留守にした後に帰宅してから行うのが理想です。人が生活している時間帯に床から巻き上げられたホコリは時間が経つと再び床に積もるもの。家事の合間や家族の多い時間帯にやるよりも、効率よくホコリを除去することができるのです。
掃除の手順としては、まずはモップやフローリングワイパーで大まかな汚れを拭き取り、その後掃除機で細かなホコリを吸います。フローリングワイパーのシートはウェットタイプではなく、ドライタイプがおすすめです。最後に水拭きまでできれば完璧ですが、忙しい毎日ならフローリングワイパーでサッと拭くだけでも十分。普段から床にものを置かない生活を心掛けておくと掃除もしやすくなります。

床はお掃除ロボットにお任せしている家庭も最近では多いかもしれません。しかし、任せっきりにするのではなく、定期的に汚れに合わせた掃除を行うことでよりキレイな空間にすることができます。毎日の掃除はお掃除ロボットに、時間に余裕のある休日は汚れに合わせた掃除を自分でやる…といった風にしてみるといいかもしれません。

まとめ

フローリングは木のぬくもりも心地よく、カーペットのようにホコリやゴミが絡まることもありません。しかし、掃除を怠ると汚れがどんどん溜まってしまいます。
気持ちの良い住まいは、まず床から。ピカピカのフローリングはそれだけで気分を高めてくれます。こまめに掃除することがキレイを維持する秘訣ですが、それでも付いてしまった汚れには、タイプ別の掃除法をぜひ試してみてくださいね。ベタベタ、ホコリだらけの床とはサヨナラして、快適なフローリングを手に入れましょう。