中国雲南省の昆明で南・東南アジア商品博覧会・投資フェア開催

中国雲南省の昆明で南・東南アジア商品博覧会・投資フェア開催

AsiaNet 79219 (1080)

【昆明(中国)2019年6月14日新華社=共同通信JBN】中国の南西部にある雲南省の省都、昆明で2019年6月12日、2019 South and Southeast Asia Commodity Expo and Investment Fair(SSACEIF、南・東南アジア商品博覧会・投資フェア)が開催された。

SSACEIF実行委員会によると、博覧会には74カ国・地域、国際機関から出展があった。SSACEIFには内外企業3348社が参加し、このうち半数近くが海外企業だった。

「A Better Gateway and Powerhouse for Shared Development and Prosperity(共同発展・繁栄を目指す優れたゲートウェーとパワーハウス)」をテーマに、2019 SSACEIFはスリランカをテーマカントリー、カンボジアをカントリー・オブ・オーナーに選定した。

約17万平方メートルの敷地に17棟のパビリオンを配置し、南アジア、東南アジア、海外、国内、中国・南アジア博覧会(CSAエクスポ)など特集テーマのアトラクションやイベントに脚光を当てる6つの主要展示ゾーンも設置された。

これまでのSSACEIFに加えて、「一帯一路」投資協力、グリーンエネルギー、天然林産品に焦点を合わせたパビリオンが初めて開設された。新設ゾーンには雲南省のデジタル技術も展示された。

SSACEIF 初日の12日から、常設の中国・南アジア博覧会部門が正式運用されたが、これは1年を通じて一般公開され、CSAエクスポで展示された南アジア、東南アジア諸国の伝統的特産品や商品が常設展示される。この部門には1万平方メートルに及ぶ2つの主要ゾーン、ナショナルパビリオンと注目商品取引パビリオンが含まれる。

実行委員会によると、2019 SSACEIF期間中、総額6000億元(約867億米ドル)以上の契約が締結される見込みだ。

7日間の会期中、第3回中国・南アジア・ビジネスフォーラム、第2回中国・南アジア協力フォーラム、第7回中国・南アジア・シンクタンクフォーラムなど14件のイベントやアクティビティーも行われる。

ソース:The Executive Committee of the SSACEIF