ナショナルズ大勝 アダムスが3ラン&満塁弾の大暴れ

【ダイヤモンドバックス5-15ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

ナショナルズは、「6番・一塁」で先発出場したマット・アダムスが3回裏に8号3ラン、8回裏に9号グランドスラムを放ち、1人で7打点を叩き出す大活躍。ダイヤモンドバックスに15対5で大勝し、本拠地ナショナルズ・パークでの4連戦を勝利で締めくくった(2勝2敗)。ナショナルズ先発のアニバル・サンチェスは、1回表にケテル・マーテイに20号先制ソロを被弾したものの、6回98球2失点と先発の役割を果たし、今季3勝目(6敗)をマーク。一方、ダイヤモンドバックスは3年ぶりに先発したアーチー・ブラッドリーが2回途中4失点で今季4敗目(2勝)を喫し、2番手のザック・ゴッドリーが6失点、3番手のステファン・クリクトンが5失点とリリーフ陣も失点を重ねた。

1点ビハインドの1回裏にハウィー・ケンドリックのタイムリーとカート・スズキの2点タイムリーで逆転したナショナルズは、2回裏にアダム・イートンのタイムリーでリードを3点に広げ、3回裏にはアダムスが8号3ラン。4回表にニック・アーメッドの犠牲フライで1点を返されたが、5回裏にスズキの7号ソロ、6回裏にはアンソニー・レンドンにも16号2ランが飛び出し、10対2と大量8点をリードした。7回表にエドゥアルド・エスコバーのタイムリーで1点を返されたものの、8回裏にはケンドリックのタイムリーとアダムスの満塁弾で一挙5得点。最終回のダイヤモンドバックスの反撃をカーソン・ケリーとイルデマーロ・バルガスのタイムリーによる2点にとどめ、15対5で大勝を収めた。

父ジェイミーが見守る前で2本塁打7打点の活躍を見せたアダムスは「先発もリリーフも良い仕事をしているし、打線もしっかり点が取れている」と自軍の戦いに手応えを感じている様子。この日の活躍は最高の父の日のプレゼントとなったに違いない。

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