2019年、華僑が自分たちのルーツを探す

2019年、華僑が自分たちのルーツを探す

AsiaNet 79222(1081)

【臨汾(中国)2019年6月14日新華社=共同通信JBN】「堯都のルーツを見つけ、中国の夢を達成する」をテーマに第2回Culture and Tourism Festival of Yaodu(堯都文化観光祭典)が5月31日から6月5日まで、臨汾市堯都区の堯寺境内で開かれた。100人以上の華僑と28カ国・地域からの代表が古代旧跡の生命力を感じるために集まった。

6月1日午前9時に4回の銅鑼と9つの鐘の音とともにすべての華僑が堯廟の犠牲者広場に立ち、「堯皇帝の犠牲」に耳を傾けた。その後、すべての華僑とすべての人々は深い崇敬の念をもって堯皇帝の像に3回跪拝した。

International Cultural Exchange Association of Overseas Chinese(華僑国際文化交流協会)会長でRussian Shanxi Chamber of Commerce(ロシア山西省商業会議所)会頭のチャオ・シアンペン氏は「私はロシアから来た。私の祖先の故郷は山西省のHongtong (洪洞)Dahuaishuだ。堯都を旅行する間に、われわれは自分たちの故郷を気遣い、それがもっともっとよくなることを願う」と感動的に語った。

フィリピン華僑協会会長のダイ・グオアン氏は「堯帝は臨汾に首都を建設し、そこで中国文明が始まった。今回の臨汾訪問は山西省文化の深い意味と堯文化のより深い理解を私に与えてくれる。山西省文化が海外へ出るための窓のようなものとなるチャンスがあるだろう」と述べた。

山西省の南部中央に位置するこの堯都区は4300年以上昔にさかのぼることができる。それは文明の祖先である堯皇帝の時代だ。堯帝はここに首都を築いて暦を創設し、それを国全土に広げた。彼はまた9つの国の範囲を定め、全ての国民を調和させ農業を促進するために井戸を掘り、投書箱を設置した。さらに彼は民主的に国を治めて退位し、皇帝の座を他の人に譲り、全住民を開化させた。それは「piping days of peace(平和の印の日々)」と呼ばれる中国文明の創始期とみなされる。

歴史の記録によると、西晋王朝の始まりから毎年旧暦4月28日に堯帝の生地で堯帝にいけにえをささげる行事が行われてきた。

数千年の間、堯帝の後継者はこの地に最もよく知られた言葉を流し続けてきた。そして文化と観光の多くの貴重な資源を残した。例えば、堯寺、堯廟、西安dong gouや堯帝の旧邸宅などだ。

ソース:The Organizing Committee of the 2nd Culture and Tourism Festival of Yaodu

画像添付リンク:http://asianetnews.net/view-attachment?attach-id=338473
(写真説明:堯寺)