数ある占いの中でも、多くの人にとって馴染みのある「星占い」。
雑誌やテレビで、日々の運勢を目にすることはあるけれど、その星座がどんな性格なのかまでは、あまり知られていません。
ここでは、12星座それぞれの「基本性格」をご紹介。「あるある!」「あの人確かにそんな感じ!」と、思い当たる部分はいくつあるでしょうか。
今回は、献身的で心やさしき乙女座(8月23日~9月22日)の基本性格を解説します。
■基本性格は?乙女座の取扱い説明書
◇(1)行動は計画的

乙女座は、すべてにおいて細かく計画しています。
毎日のスケジュールは、かなり綿密。分刻みで計画をしていることもあるでしょう。
自炊をしているなら、1週間分の献立を決めて食材の無駄がないように買い物をします。そのため、急に「これから飲みにいかない?」と誘われると、予定が狂ってしまうのが内心ちょっと嫌……。
でも、余った食材は明日のお昼のお弁当にするなど、臨機応変に対応するのも得意です。
◇(2)悪口を言わない

人一倍正義感の強い乙女座。人の悪口をいうのは、人の道に外れることだと思っています。
小さいころからずっと悪口を言ってはいけないという教えを守り続けています。
優等生タイプな乙女座。人の悪口を言って、自分の品位を下げたくないと思っているのです。誰かに「あの人って感じ悪いよね~」と言われても、決して同意はしません。
◇(3)サポート役が得意

乙女座は自分が表舞台に立つのではなく、影ながら誰かの仕事をサポートする役割を好みます。細かな気配りでかゆいところに手が届く、とても有能な秘書タイプ。
コピー取りでもなんでも、必要とされればどんな仕事だって喜んでやります。
また、資料などは見やすく整理しファイリング。職場に乙女座が居れば、快適な仕事環境が整うことまちがいなしです。
◇(4)超がつくほどキレイ好き

超がつくほどキレイ好きが多い乙女座。わずかな汚れも気になります。
除菌ウェットティッシュを持ち歩くことはもちろん、電車の吊り革やエレベーターのボタンなど、何かを触るときは必ず拭いてからが基本。
ペットボトルのまわし飲みなんて、考えらない!というタイプも多いはず。大皿料理を直箸で取り合うのも、内心勘弁してほしいと思っている乙女座です。
◇(5)資格マニア

乙女座は、いろいろな資格を取りたがる傾向あり。簿記やエクセル、ワードなど、業務や実務に活かせそうな資格を手当り次第取得していきます。
その興味は幅広く、アロマセラピー、管理栄養士、行政書士など、今の仕事には関係のない資格に挑戦することも。勉強家で努力家ですから、試験勉強は苦にならず、たとえ試験に落ちても、取得できるまで挑戦し続けます。
それは資格さえ持っていれば、何があっても食べていけると信じているから。備えあれば憂いなし。コツコツがんばる乙女座は、リストラも会社の倒産も恐くありません。
◇(6)賞味期限が人一倍気になる

デリケートで繊細な乙女座は、食品の賞味期限が1日でも過ぎていたら、迷わずゴミ箱行きです。もし期限切れの食品を食べてしまって、体調を崩したらどうしようかと心配になってしまうからです。
もったいないという気持ちも少しはあるのですが、それよりも身体が大事。食べる前に必ず食品の賞味期限をしっかりチェックするのがマイルールです。
◇(7)片思いが長期化

乙女座は、純愛信仰派。好きになったら一途に愛を貫きます。
しかし、奥手なだけに片思いのまま何年も過ぎ去ってしまいがち。
もういい年齢なのに、このままでは結婚できない……。そんなふうに焦っても、不器用なので自分から相手に想いを告げることは難しいのです。
友だちに無理やり縁結び役を頼むなどしない限り、片思いを卒業することはできないかも。もし片思いが実ったら、その奥ゆかしさと謙虚さで、恋人から愛されるでしょう。
◇(8)結婚に求めるのは「安定」

乙女座は、基本的に受け身です。
結婚においても、自分から積極的に動くことはほとんどないでしょう。信頼できる人の紹介や、お見合いをきっかけに結婚する可能性が高いかも。
ただし、理想の結婚相手像はしっかり持っています。結婚する相手は、精神的にも、収入的にも安定している人がいいと思っています。
どんなに外見がよくても、条件の合わない相手と結婚する気はありません。とてもシビアな結婚観を持っているのです。
◇(9)本当の自分を出せない

人に気を使いすぎる乙女座は、自分が意見することで場の空気を壊したり、わがままだと受け取られたりしないかと心配になってしまいます。
そのため、いつも周囲の顔色を伺い、みんなの意見に合わせがち。
本当の自分を出せないため、人間関係でのストレスをためてしまうことも。もし本当の自分を出せる相手と出会ったら、その人は乙女座の親友、あるいは恋人になることでしょう。
◇(10)堅実な人生設計

管理能力が高く、しっかり者の乙女座は、若いときから老後のことを見据え、将来に備えています。無駄を省いた生活、住宅ローンや個人年金などのライフプランもバッチリ立てているでしょう。
さらにリタイア後の収入、医療費や介護費の出費など、先を見越した具体的な計算も得意。きっと、悠々自適な晩年を迎えられることでしょう。
■人の役に立つのが生き甲斐の乙女座
「人の役に立ちたい」という気持ちが、乙女座の行動の原動力となっています。
小さな子どもやお年寄りにやさしく、職場で誰かが困っていたら真っ先に手を差し伸べます。
恋愛でも、好きな人のために料理をしたり、部屋の掃除をしてあげたりと献身ぶりを発揮。
そして、「ありがとう、すごく助かったよ」とみんなに言われれば、何もかもが報われた気持ちになるのです。
一方で誰からも必要とされていないと感じたら、ひどく落ち込みます。人への気配りと、とことん尽くすことが、乙女座の生き甲斐なのです。
サポート力では、乙女座の右に出る人はいないでしょう。
(紅たき)
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