小柳ルミ子「コパ・アメリカ」極秘情報いま明かす

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「『コパ・アメリカ』での戦いは、欧州サッカーのような華麗さはありませんが、激しいボールの奪い合いや、接触を恐れずに体をぶつけ合う試合が見られます。

森保監督は若手主体で臨みますが、南米のトップ選手のプレーを肌で感じてほしい。たぶん歯が立たないと思いますから」

6月14日にブラジルで開幕した「コパ・アメリカ」。熱烈なサッカーフリークとして知られる小柳ルミ子さん(66)は、森保ジャパンにエールを送る。

日本代表にとって期待の選手といえば、直前のキリンチャレンジカップでA代表デビューした久保建英(18)だろう。スペインのレアル・マドリードが獲得したことで、南米でも話題になっている。

「私は、彼がFC東京に入ったときから注目していたんです! 『なぜもっと早くスタメンで出さないのか』と、ずっと思っていました。だから去年、横浜F・マリノスにレンタルで出されたときは、怒りさえ覚えましたよ。

18歳でのA代表デビューが早いとも思わないし、むしろ『こんな逸材をなぜ使ってこなかったのか』と。サッカーをやったことのない私が、彼の才能に日本でいちばん早く気づいていたんじゃないかな(苦笑)」

そんな自負もあるだけに、久保の魅力を語りだすと、ルミ子さんの熱弁は止まらない。

「ボールの持ち方がいいですよね。相手が足を出しても奪えないところにボールを置ける。足首や膝、股関節が柔らかいんでしょう。それでいて低重心で、ドリブルが安定している。それを相手ゴールに近いところでできるんです。

以前は、“いい子” で遠慮があったけど、最近はいい意味でエゴが出てくるようになった」

日本にとって、開催地のブラジルはアウェーも同然。だが、その不利な場所で、東京五輪世代の若手がどこまで戦えるかは楽しみのひとつだという。

そしてもう一人、鹿島の安部裕葵(20)に注目する。

「安部くんも将来性を感じる選手。誰タイプ? 強いて言えば香川(真司)くんのエゴを、もっと強くさせた感じ。香川くんは人がよすぎて、自分で行けばいいのにパスを出しちゃう。安部くんには、パスすればいいところでも、自分で行く積極性がありますから」

問題は守備陣。クセのある南米勢から勝ち点を奪い取るには失点を最小限に抑える必要があるが、ルミ子さんは「私の好きな昌子源くんが、今回のチームに入ってないのはなぜ?」と首をかしげる。

昌子の不在で、実績から見ると、冨安健洋(20)と植田直通(24)が守備の中心になりそうだ。

「冨安くんはまだ20歳ですし、ベルギーに移籍してすぐにレギュラーを獲得するなど、成長著しいDF。だけど植田くんのことは……イマイチ信頼してないんです」

南米勢の攻撃力を考えれば、DFだけでなく、MFの頑張りも不可欠になる。

「中島(翔哉)くん、柴崎(岳)くんに頑張ってもらいたい。南米のアタッカー陣は、どんな位置からでもシュートを狙ってきますから、中盤の選手がカギになってきますよ」

苦戦は免れそうにないが、何が起こるかわからないのもサッカー。勝敗を予想すると?

「1勝できるとすれば、第3戦のエクアドル戦。ただし、GKのスーパーセーブ連発が不可欠です。

初戦のチリは大会を連覇している強豪ですが、絶対的エースのサンチェスは、私の極秘情報によるとメンタルに問題を抱えていて、今季はマンUでも不振でした」

ウルグアイのFW、ルイス・アルベルト・スアレス(写真・AFP/アフロ)

2戦めはタレント揃いのウルグアイ。2018年10月、日本代表はホームで、4-3と見事勝利を収めている。

「いえいえ、あれは親善試合ですから(苦笑)。カバーニは、ロシアW杯のポルトガル戦でも、スアレスとの見事なワンツーを決めてゴールを奪いました。ヤツらは想像もできないプレーをやってきます! 日本の選手は体も頭も相当疲れる試合になります。

スアレスはバルサ所属で、大好きな選手。彼の試合は、リアルタイムですべて観ているんです。チャンピオンズリーグ敗退後、彼は膝の手術を終えて休養も十分。

豪快なボレーシュートが目立ちますが、じつは細かいポジションの修正を頻繁におこなう繊細な部分があるんです。そのへんのデータは、森保ジャパンにちゃんと入ってます? 私が極秘情報を送ってあげてもいいんですよ!」

こやなぎるみこ
年間トータル2000試合以上をテレビ観戦するサッカーフリーク。7月15日(月)にウィシュトンホテル・ユーカリにて、「サマーディナーショー2019」を開催

(週刊FLASH 2019年7月2日号)