野鳥にぎわう 長与の田んぼ

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アオサギ(奥)やカルガモの親子が姿を見せる田んぼ=長与町

 田植えの時季を迎え、長崎県西彼長与町の水田では野鳥などが餌を求めて姿を見せている。にぎやかな田んぼの風景に出合った。

 今月10日夕方、水辺の鳥としておなじみのアオサギ6羽、カルガモ4羽の姿があった。日本野鳥の会県支部の寺島正彦さん(64)によると、アオサギは日本で見られるサギの中では一番大きい種類という。時折、長い首とくちばしを伸ばし、水の中の獲物を狙う。しばらくすると大きな羽を広げ、近くの森へ帰って行った。

 16日。カルガモのそばに、ひなが全部で10羽いた。親ガモについて回り、田んぼの間のあぜも小さい体でよじ登っていた。「カモ類は通常、北へ帰って産卵するが、ここで定着しているのかも」と寺島さん。

 田植えの準備をしていた男性は「植える後からついてきて、苗を倒すこともあるからね」と鳥たちの行動に苦笑いしていた。