2019年明治杯全日本選抜選手権では、男子フリースタイル79kg級で髙橋夢大（京都・網野高）が優勝。大会史上初めて男子高校生のチャンピオンが誕生した。髙橋は「17歳6ヶ月15日」のチャンピオン。キッズ・レスリング全盛期の現在の強豪選手にしては珍しく、中学進学以降は高校2年生の昨年のインタ－ハイが初めての全国王者という“遅咲き”の選手による快挙だった。
男子グレコローマン72kg級では、昨年の全国高校生グレコローマン選手権優勝の日下尚（日体大）が優勝。「18歳6ヶ月19日」のチャンピオンは、高橋には及ばないが、グレコローマンでの大会史上最年少となる。
他に、男子フリースタイル92kg級を制した大津拓馬（山梨学院大）が「19歳7ヶ月16日」で、10代の王者に名を連ねた。
10代の全日本選抜王者（男子両スタイル）
No. 選手名 年 齢 年・階級
1 髙橋 夢大 17歳6ヶ月 2019年フリースタイル79kg級
2 日下 尚 18歳6ヶ月19日 2019年グレコローマン72kg級
3 高谷 大地 18歳6ヶ月25日 2013年フリースタイル60kg級
4 山本 康稀 18歳7ヶ月 2012年フリースタイル96kg級
5 基山仁太郎 18歳９ヶ月 2018年フリースタイル70kg級
6 前川 勝利 18歳11ヶ月 2011年グレコローマン120kg級
7 田中 章仁 19歳3ヶ月 2002年フリースタイル120kg級
8 乙黒 拓斗 19歳6ヶ月 2018年フリースタイル65kg級
9 大津 拓馬 19歳7ヶ月 2019年フリースタイル92kg級
10 山本 泰輝 19歳8ヶ月 2016年フリースタイル125kg級
11 園田 新 19歳11ヶ月 2014年グレコローマン130kg級
