ブラックライトを当てると自分の顔が浮かび上がる!日本のパスポートの偽造防止策と隠しロゴ

世界のパスポートにはあらゆる偽造防止策が施されています。例えば、カナダのパスポートの査証欄にブラックライトを当てると、カエデの葉、ナイアガラの滝などが鮮やかに浮かび上がります。ところで、日本のパスポートにも、いくつもの偽造防止策が施されていることをご存知でしょうか? そこで実際にパスポートを使って、偽造防止策と隠しロゴを探してみました。すると驚くべき結果が・・・。

ブラックライトを当てると浮かび上がる自分の顔写真

パスポートの身分事項ページにブラックライトを当てると、右上(パスポートナンバーの下)にパスポート写真が浮かび上がります。画像は個人情報漏えい防止のため、少しボカしていますが、わりとハッキリと顔写真が浮かび上がりますよ。

ブラックライトはamazonで購入した「Keepjoy 紫外線ブラックライト(UV-395nm)」を使用。「本当に顔写真が浮かぶのか?」と考えながら、ブラックライトを横から当てたため、ブワッと浮かび上がる自分の顔写真に少々びっくりしました(笑)。

また、浮かび上がった顔写真を縁取る楕円の上には、小さくパスポートナンバーが入っていて、下には誕生日が入っているのも発見しました。楕円形の枠外のすぐ左にはアルファベットで苗字、右には名前も入っています。

また、顔写真の右横には日本国政府の紋章である「桐紋」も浮かび上がってきました。

桜や富士山のホログラム

富士山と桜のイメージ

身分事項ページの顔写真には、小さな桜のホログラムが入っています。このホログラムは角度を変えながら光を当てることで、よりハッキリと見えました。さらに、同ページの右には富士山、小さな桜のホログラムを見ることもでできます。

偶然、発見したのですが、右上の小さな桜のホログラムは角度を変えながら見ると、桜から雪の結晶に変化しました。細かいところにまでこだわりを感じます。

査証欄にライン

各査証欄にブラックライトを当ててみたところ、3ページ目、5ページ目、7ページ目の右上にラインが現れました。ページによって現れるラインの数は異なります。こんなところまで偽造防止策が施されているんですね。

「JAPAN PASSPORT」の隠しロゴ

日本のパスポートには、偽造防止策のひとつとして「JAPAN PASSPORT」の隠しロゴが、なんと1360個散りばめられているそうです。筆者は身分事項ページの上と顔写真の下の方に「JAPAN PASSPORT」の隠しロゴを発見! かなり小さいロゴなので、意識してパスポートを見ないと発見するのは難しいかもしれません。他のページにもたくさんの隠しロゴがあるようです。

桜模様が織り込まれている

パスポートのページは桜模様になっていますが、実はこれ桜模様がプリントされているのではなく、織り込まれているんです。パスポートにはさまざまな技術が駆使されていますね。

各ページにパスポートナンバーが刻印されている

これまで気づきませんでしたが、3ページ以降のページの下にはパスポートナンバーがドットで刻印されています。結構大きく刻印されているので、すでにご存知の方も多いでしょう。

特殊印刷が施されている

パスポートの最後の左側のページにある模様。この模様を指でじっくり撫でると、インクの凹凸に気づきます。またパスポートを傾けてこの模様を見ると「JAPAN」の文字と桜の花びらが特殊印刷されているのを確認できますよ。

右側のページの右下にある同じ模様にも、日本の略称「JPN」の文字が隠されています。

ICチップが入っている場所

日本では2006年3月からICパスポートの交付が開始されました。ICチップが入っているのはパスポートの中央にある「DO NOT STAMP THIS PAGE」と記されたプレートです。ここにはパスポートの使用・保管に関する注意事項が記されています。

パスポートには、日本のあらゆる技術が使われていて、感心しました。2020年3月ごろに交付が開始される予定の次期パスポートには、一体どんな偽造防止策が施されるのでしょう。最新の技術が使われる可能性もありそうですね。

[Photos by あやみ &Shutterstock.com]

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