【MLB】大谷翔平、9号3ランに名物実況も名台詞炸裂! 今季8度目「ビッグフライ、オオタニサン!」

9号3ランを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

菊池撃ちの際には「ビッグフライ、オオタニサン」を忘れたロハス氏

■ブルージェイズ – エンゼルス(日本時間18日・トロント)

 エンゼルスの大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、敵地でのブルージェイズ戦に「3番・DH」で6試合連続でスタメン出場。第2打席で4試合ぶりとなる9号3ランを放った。8日(同9日)のマリナーズ戦で大谷が6号ソロを菊池雄星投手から放った際、名台詞を興奮のあまりに言い忘れてた地元テレビ局の名物実況ビクター・ロハス氏も「ビッグフライ、オオタニサン!」と華麗に絶叫。圧巻の一撃を盛り上げた。

 3点リードで迎えた2回2死二、三塁で迎えた第2打席にいきなり見せ場がやってきた。

 右腕ジャクソンの初球の87.1マイル(約140キロ)のスライダーを大谷が完璧に捉えた。

 ロサンゼルスで中継しているテレビ局「FOXスポーツ・ウエスト」の名物実況ビクター・ロハス氏は「レフトライン側に打ちました。ビジオが見上げる。入った! ビッグフライ! オオタニサン! 3ランショット! ヘイローズ(エンゼルスの愛称)が7-1リードです」と絶叫した。

 左翼席へ飛び込む9号3ラン。中継ではフェンス奥の壁に打球が激突した際の「ゴン!」というスタジアムに響き渡った炸裂音と敵地に鳴り響く拍手も余すことなく伝えていた。

 菊池が先発したマリナーズ戦で、ロハス氏は悔やまれる失態を犯していた。大谷が3者連発の最後を締めくくる6号ソロを放った直後、「ははは入った! サヨナラベースボール! オオタニさんが3者連発を達成だ!」とシャウト。「ビッグフライ、オオタニサン」を言い忘れるというミスに、名物実況は反省モードだった。

「オオタニにリスペクトを見せるために、これからはちゃんと『ビッグフライ! オオタニサーン!』って言うようにするよ」と、Full-Countの取材にリベンジを誓っていたロハス氏。菊池撃ち以降、3発連続で名台詞を忘れなかった。

 逆方向への豪快弾は打球速度100マイル(約161キロ)、飛距離は375フィート(約114メートル)を記録した衝撃の一撃を、ロハス氏は最高に盛り上げていた。(Full-Count編集部)

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