バウアーとブラックモンが週間最優秀選手に選出

日本時間6月18日、メジャーリーグ機構は2019年レギュラーシーズン第12週の週間最優秀選手を発表し、ア・リーグはトレバー・バウアー(インディアンス)、ナ・リーグはチャーリー・ブラックモン(ロッキーズ)が選出された。バウアーはメジャー8年目にして初受賞。ブラックモンはメジャー9年目で通算6度目の受賞となった。

バウアーは、第12週に2度先発のマウンドに立ち、合計16回2/3を投げてわずか1失点(防御率0.54)。相手打線を打率.175に封じる見事なパフォーマンスを見せた。父の日となった日本時間6月17日のタイガース戦では、9イニングを無失点に抑え、通算3度目の完投をマークするとともに、キャリア初完封を達成。インディアンスの選手が週間最優秀選手に選出されるのは、2017年9月のコリー・クルーバー以来2年ぶりのことである。

一方のブラックモンは、2017年5月以来2年ぶりの受賞。第12週はチームの全7試合に出場し、打率.568(37打数21安打)、6本塁打、15打点という驚異的な打棒を発揮した。第11週が終了した時点で.295だった打率は、第12週の活躍により、一気に.336まで上昇。OPSも.906から1.037へと急上昇した。4戦合計92得点というメジャー新記録が誕生したパドレスとの4連戦では、全試合で3安打以上を放つ大活躍。特に日本時間6月15日からは3試合連続で4安打を放ち、4連戦合計15安打という暴れっぷりだった。

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