日本三大うどんの水沢うどん。うどんの輝きと味にうなる老舗「清水屋」

水沢うどん街には多くのお店が軒を連ねる

水沢うどん街には多くのお店が並んでおり、どこのお店に行けばよいか悩みます。うどんのたれもお店によって胡麻だれ、醤油だれと複数用意しているお店もあれば、一種類のみのお店も。

事前に色々とリサーチした結果、400年余り続いているという、水沢うどんの老舗「清水屋」に行くことにしました。清水屋は、手打、冷麺、胡麻だれにこだわり、それをずっと守り続けています。

清水屋では、水沢観音ゆかりの僧侶の手によって「手でこね・足で踏む」技法を伝授されたそう。そのため、うどんの表記は中国伝来の「うむどん」とされています。

店内は全部で100席。テーブル席と座敷席もあります。

清水屋と彫られた椅子がレトロで、雰囲気がありますね。

うどんが放つ輝きから感じるオーラ

筆者が訪れたのは伊香保滞在2日目。さほどお腹もすいていませんでしたが、せっかく伊香保に来たのでどうしても水沢うどんが食べたかったのです。うどんは「ざる」と「釜揚げ」の2種類のみ。筆者はざるを選択。小、中、大と量が選べるのがありがたい!

ちなみに、小は約150g、中は約350g(一人前の量)、大が約530gだそうです。釜揚げも小(約150g)と中(約350g)の2種類の量から選べます。

こちらがざる・小(630円)です。

運ばれてきたうどんを見て思ったのが、うどんがつやつや!輝きがあります。見ているだけでかなり美味しそう。期待がふくらみます。

うどんは薄め。きしめんを思わせる薄さですね。

たれは胡麻だれ。清水屋ではたれは胡麻だれのみです。

400年余り続く老舗の味。伊香保に行ったら必ず食べたい

ひとくち目はあえてたれにつけずに、うどんだけで食べてみました。たれ無しでもおいしくいただけるうどんです。その後、胡麻だれにつけていただきました。よくある胡麻だれの味を想像していましたが、胡麻の良い香りはそのままに、濃厚すぎない味がしつこくなくバランスが良いんです。うどんとの相性も抜群。

ざる・小を頼みましたが、中を頼んでも良かったと思うくらい、のどごしがよくつるつると食べられてしまううどんでした。

帰京するバスの時間が迫っていて、少し急いで食べたのですが、もう少しゆっくり味わって食べたかった・・・。そして、他のメニューも食べてみたかったです。「小鉢3品セット」や舞茸の白揚げがついてくる「白揚げ小鉢セット」、揚げ物盛り合わせがついてくる「清水屋セット」などのセットメニューもありますよ。

うどんはお土産として持ち帰りもできます。3人前1,100円から。清水屋のうどんを思い出しながら、自宅で水沢うどんを食すのもまたいいですね。

手打ちうむどん 始祖 清水屋

〒377-0103 群馬県渋川市伊香保町水沢204

電話番号:0279-72-3020

HP:https://mizusawa-shimizuya.com/index.php

営業時間:11:00~15:00(ラストオーダー14:30)

※売り切れ次第終了

定休日:木曜日

アクセス:関越道「渋川伊香保I.C.」より車で20分(10km)

JR渋川駅から群馬バス伊香保方面行きで20分

「水沢」停留所下車し、徒歩1分

[All Photos by TABIZINE編集部]

「【特集】夏こそ伊香保で、心をほどく」では、伊香保温泉のおすすめ観光スポットからお土産まで現地ルポ。お見逃しなく!

© 株式会社オンエア