BC茨城、リーグワーストさらに更新の15連敗 坂監督「残り2試合で何とか一つ」

BC茨城・坂克彦監督【写真:細野能功】

2イニング連続で打者一巡の猛攻許す「下手くその集まりだが…」

 BCリーグ茨城は17日の群馬戦(ノーブルホームスタジアム水戸)に2-11で敗れて15連敗。ワースト記録をさらに更新した。12日の武蔵戦に3-23で大敗。BCリーグの連敗記録13を更新して14連敗中だったが、9連勝で前期の優勝マジック2としていた群馬に力負けした。

 チーム6勝中、2勝を挙げたNPB注目の小沼が先発。2回に連続三振を奪うなど序盤は無失点に切り抜けたが、4回に5番ジョニーからの3連打で2点を先制され「後期開幕投手を予定しているので長いイニングは投げさせられない」(坂監督)と5回から人見が登板。しかし、6回は打者一巡で4失点、7回も3番手・大竹がつかまり、2イニング連続打者一巡とサンドバック状態になった。

 打線もMAX148キロの左腕トーレスに7回までわずか2安打のゼロ行進。リーグ参入1年目とあり、経験の差はいかんともしがたいが、「下手くその集まりだが、1球、1球に食らいついていく姿勢を見せてほしい。残り2試合で何とか一つ勝ちたい」(坂監督)と18日の群馬(美浦)、前期最終戦になる19日の栃木戦(小山)へ必死だった。(細野能功 / Yoshinori Hosono)

© 株式会社Creative2