アップトン復帰のエンゼルス 大谷の3ランなどで勝利

【エンゼルス10-5ブルージェイズ】@ロジャース・センター

エンゼルスは、左足親指を痛めて開幕から欠場が続いていたジャスティン・アップトンがようやく戦列復帰を果たし、「4番・左翼」で先発出場。そのアップトンが2回表の今季初打席で初球を捉えた1号同点ソロをきっかけに、打線が一挙7得点と爆発し、13安打10得点の猛攻でブルージェイズを破った。オープナーのルイス・ガルシアのあとを継いで2番手として登板したフェリックス・ペーニャは、終盤に疲れが見えたものの、6回0/3を投げて4失点で今季5勝目(1敗)をマーク。ブルージェイズは、同じくオープナーのデレク・ロウのあとを継いで登板した2番手のエドウィン・ジャクソンが1イニング持たず3被弾7失点の大誤算で、今季5敗目(1勝)を喫した。

2回表のエンゼルスは、アップトンの1号ソロ、コール・カルフーンの15号ソロと二者連続アーチで逆転に成功し、二死後に満塁のチャンスを作ってマイク・トラウトがレフトオーバーの2点タイムリー二塁打。さらに二死二・三塁のチャンスで、大谷翔平が初球を捉え、左翼ポール際へ9号3ランを叩き込んだ。その後、3回表にウィルフレッド・トバーのタイムリー、5回表にジャスティン・ボーアの犠牲フライ、6回表にトラウトの20号ソロで1点ずつを追加し、2ケタ得点に到達。ブルージェイズは1回裏にキャバン・ビジオの4号ソロ、7回裏にランドール・グリチックの13号2ラン、8回裏にビジオの5号2ランと3本のアーチで5点を奪ったが、序盤の大量失点を挽回するには至らなかった。大谷は「3番・指名打者」で先発出場し、空振り三振、9号3ラン、見逃し三振、二塁打、遊ゴロで5打数2安打3打点。今季成績は打率.283、OPS.867となった。

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