【MLB】田中将大、圧巻の2安打完封勝利に女房役称賛 「これ以上何を望むだろうか?」

本拠地レイズ戦で完封したヤンキース・田中将大【写真:AP】

相手ホープの1番・メドウスも賛辞「全ての球種が本当に良かった」

■ヤンキース 3-0 レイズ(日本時間18日・ニューヨーク)

 ヤンキースの田中将大投手は17日(日本時間18日)、本拠地レイズ戦に先発し9回2安打10奪三振1四球、今季初完封で5勝目を挙げた。今季、レイズ相手に圧倒的な投球を続ける右腕をMLB公式サイトは「レイズを支配し続ける」と絶賛した。

“レイズキラー”田中がまたも快投を演じた。本拠地での首位攻防戦初戦のマウンドを託された右腕は散発2安打、10三振を奪う今季初、自身4度目の完封劇だった。

 MLB公式サイトは「タナカが完封でレイズを支配し続ける」と見出しを付け特集。今季はレイズ相手に3試合に登板し計22イニングを10安打1失点。首位攻防戦の大事な一戦で結果を残した右腕を「マサヒロ・タナカはビッグゲームで彼を信頼すべき理由をヤンキースに再認識させた」と称賛している。

 さらに沈黙したレイズ打線のコメントを紹介。「1番・DH」で出場し3打数1安打のメドウスは「僕たちの多くがバックフットスライダーでスイングしたけど、今夜彼の全ての球種が本当に良かった。試合を通して、彼は真ん中に投げなかった」と田中の制球力を高く評価。

 また、田中の快投劇をリードした女房役のゲイリー・サンチェスは「4回の後、全て上手く行った。僕たちは必要な調整をしたんだ。スプリットが良くなり、スライダーも良かった。直球でゾーンを攻めていた。今夜タナカからこれ以上何を望むだろうか?」と、非の打ちどころがない右腕を絶賛していた。(Full-Count編集部)

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