18日、長野市の女子中学生６人が道路で身動きが取れなくなっていた高齢の女性を助けたとして警察から感謝状が贈られた。
感謝状が贈られたのは長野市立東北中学校の女子生徒6人。
（記者）「女子中学生たちは登校中に道路わきのこのあたりで身動きの取れなくなった高齢者をみつけ6人で力を合わせ救助の手助けをしました」
先月24日の朝、6人は陸上部の朝練に向かうため自転車で登校中、通学路のわきで助けを求める80代の女性を発見。女性は「足が悪く動けない」などと話した。
（生徒）「（女性は）足が痛くて歩けない状態で、びっくりした。どうしたんだろうと」
その後、6人は役割分担をして、３人は救助を求めるため近くの交番へ、残りの３人は女性に寄り添い救助が来るのを待った。
（生徒）「私たちがいるから大丈夫と声をかけた」
女性は近くの福祉施設から１人で外出し、自力で戻ることができなくなっていたという。その後、生徒たちのこの活躍で無事施設に戻ることができた。
施設側は「心優しい対応のおかげ」と感謝している。警察も女性をそのまま放置していれば重大な結果を招く恐れがあったと見ていて、生徒たちの行動をたたえている。
