日本の宇宙開発の父・糸川英夫と「はやぶさ」の関係

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1961年撮影(糸川英夫 – Wikipediaより)

2003年(平成15年)5月、日本の小惑星探査機『はやぶさ』が打ち上げられました。『はやぶさ』は太陽系の小惑星『25143』に到着した後、惑星の表面の観測と、表面の物質を採取して持ち帰る“サンプルリターン”を行いました。そして7年後の2010年に『はやぶさ』は地球に帰って来ました。

小惑星『25143』は、『はやぶさ』が到着した3ヵ月後に『イトカワ』と名付けられましたが、この名前の由来となったのが糸川英夫さんです。

糸川さんは元号が『明治』から『大正』に変わる直前、1912年7月20日に東京で生まれました。好奇心が旺盛で、好きになったら何でものめり込んで行く少年だった糸川さんですが、中学生のとき、あることに衝撃を受けました。
それはアメリカのチャールズ・リンドバーグさんによる、“ニューヨークからパリまでの大西洋横断飛行”でした。リンドバーグさんは途中、1度も着陸せずに、たった1人で33時間29分30秒かけて大西洋を横断しましたが、それを知った糸川少年は「なぜこの素晴らしい快挙を日本人がやれなかったのか!」と、とても悔しがったそうです。

それでも「そうだ! まだ太平洋横断が残っている!」と飛行機への想いを強くした糸川さんは、大学を卒業すると民間の飛行機製造会社に入社し、戦闘機の設計に関わりました。また独自にジェットエンジンの研究も始めました。

スズキ・ハッピーモーニング 鈴木杏樹のいってらっしゃい

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