無理矢理服を脱がされる生徒の動画が拡散・炎上 岐阜県の県立高校で卑劣なイジメか

岐阜県の県立高校の教室内で、複数の生徒に無理やり下着を脱がされている男子学生を撮影した動画が16日にツイッターに投稿されて拡散され大炎上しています。

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一日で200万再生に迫る勢いでした。17日には、同県教育委員会が、関与した学生への聴き込み等、事実関係の調査を始めたことが報じられ、動画は削除されました。

その映像の一部がこちらです。

イジメを告発するために撮影して投稿したのか、過激な映像でアクセス数に挑戦したバカッターなのか。定かではありませんが、加害者の声、傍観者の笑い声、加害者の身体の一部等が写っているので、イジメ関与者を特定しやすいのではないでしょうか。

画像はツイッターより

しかし、加害者が表に出ない陰湿なイジメも首都圏ではおきていることが取材で浮上しました。

「授業中に自発的にパンツを下ろして、踊る生徒がいました。休み時間にイジメ加害者から『授業中に面白いことやれよ。パンツを脱いでストリッパーのように踊らなかったら、分かっているな?』と加害者から脅迫されたそうです。バラエティ番組や企画モノの映像のような感覚で、イジメ首謀者は、プロデューサー気分を満喫しているゲーム感覚のようです」(週刊誌記者)

授業中に突然脱ぎ出す生徒がいると、破廉恥な問題行動だけに教師が注目して、保護者を呼び出して厳重注意するだけで終わってしまうことが多いそうです。

「呼び出された親は自分の子供が露出狂のような扱いをされることに納得できずに、調査を教師に求めますが、教師は表面的な行動の裏の事情を調べるどころか、他の生徒から情報提供された露出狂以外の問題行動についても言及します」(同上)

ズル賢いイジメ首謀者が、ストリップを強要したり、他の生徒も結託して問題行動を演出しているようです。

「加害者から脅され、暴力をふるわれ、命令に絶対服従することを誓約していますから、イジメ被害者は、真相は親に言えず、イジメ加害者からの報復されないように、話をはぐらかします。脅した現場の目撃者が勇気を振り絞って証言しないかぎり、イジメ加害者から指示を受けたというの立証は難しいです。」(法律事務所関係者)

調査ではイジメはなかったと学校側が主張する様子が、イジメ事件の記者会見では散見されますが、生徒の変化を教師が表面的にしか見ないようでは、陰湿ないじめを学校が把握することは不可能でしょう。

ズル賢いイジメ加害者を見抜くように教育現場が発想転換をしないと陰湿なイジメ防止は難しいのかもしれません。(文◎鎚鋸多漏)

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